|
【ここまでのあらすじ】 遂にアムステラの総司令官ヒルデに勝利した地球連合軍。だが、ここまでの展開は全て宰相ユリウスの思惑通りだった。これまでの戦いで疲弊した地球連合軍はユリウス派による侵略に対抗するのは不可能。助かる唯一の方法はヒルデ派と協力して迎え撃つ事だが、ついさっきまで戦っていた相手とすぐには手を組めるはずも無い。このまま地球は侵略されるのかと誰もが思ったその時、荒沢シンとの戦いに敗れた後行方不明だったあの人物がユリウス達の前に現れた…。 そう、これはありえたかもしれない世界のラストバトルの話である。 ▽▽▽▽▽▽▽ 「無事であったかカメジロウ殿」 ヒルデ派との戦いによる消耗とユリウスの参戦による混乱で、地球に存在する戦力はユリウス派に抵抗する術を失った。後は地球側の態勢が整うより先に制圧してしまえば完全な勝利となる。 そんな時に彼らの前に現れたのがセンゴク星の王カメジロウ。彼はユリウス派の一員であり、カラクリオーチームとの戦いの後行方不明になっていた。こうして生きていた以上、彼がユリウス派に合流するのは自然な事。だが、彼が自分に殺意を向けている事にユリウスは気付く。 「フッ、いつかは裏切るとは思っていたが…このタイミングか。私も舐められたものだ」 「舐めてはおらぬ、今ここにユリウス・アムステラを倒すに十分な戦力が揃ったと判断したから裏切るのだ。さあ、見るがいい」 カメジロウの合図により空中に映像が投影される。 「いちについてー」 そこはライブ会場だった。 「よーいどん!」 ウサ耳を付けたアイドル三人が手をつないで会場に現れた。その三人は、ユリウスが警戒していた三人である。そして、彼ら三人に加え、何人ものバックダンサーが歌って踊るライブが始まった。 『うさぴょい伝説』 歌 ウサ娘 作詞 タケダリンクトレーナー 作曲 タケダリンクトレーナー ミミー様「うーーーー」 ジーク「うさだっち!」 ミミー様「うーーー」 ジーク「うさぴょい うさぴょい!」 ミミー様「うーー」 トワイス「かなだっち!」 ミミー様「うーー」 トワイス「うさぽい!」 ミミー様「うさうさうしゃうしゃ 3 2 1 Fight!!」 おひさまぱっぱか防衛戦(はいっ) ちょこちょこなにげに(そーわっ So What) 第一第二第三しーごー(だんだんだんだん出番が近づき) めんたまギラギラ出撃でーす(はいっ) 今日もめちゃめちゃはちゃめちゃだっ(ちゃー!) がち追い込み(精神コマンド) 幸運使いてー(でも足りなーい!) あのこは(中破)そのこは(大破) どいつもこいつも あらら(修理行き) 泣かないで(はいっ)拭くんじゃねー(おいっ) あかちん塗っても(なおらないっ)(はーっ?) きょうも勝利の女神は あたしにだけ跪く コタツの中へゆこう 風を切って 大地けって コタツのなかに 光ともす (どーきどきどきどきあ、アタシ飽きたんでこっからジークがセンターな) きみはつまらん! ずきゅんどきゅん ジャガり出しー(ふっふー) ばきゅんぶきゅん 潰してーくーよー こんなーチャレンジは― 日常ー(3 2 1 Fight!) ずきゅんどきゅん 背骨が鳴り(ふっふー) ばきゅんぶきゅん すり潰すよー 今日もーかなでーるー はぴはぴ だーりん 3 2 1 Go Fight うぴうぴ はにー 3 2 1 (うーーFight!!) 「…はっ、しまった!ライブ映像に見とれている間に!」 途中からコタツ持ち込んでミカン食い出すミミー。 ダンスがボディビルコンテストのそれにしか見えないジーク。 ただ一人最後までアイドルしていたトワイス。 そんなライブから目を離せず、気がついたら敵が揃っていた。ユリウス派がライブを見終わり視線を戻すと、目の前に先程ライブをしていたアイドルが揃っていた。 EXステージ『ウサ娘カラクリダービー』 【味方】タケダリンクT、スペシャルミミーク、ゴールドジーク、サイレンスカナダ、ドリスワンダー、ギタランブラック、マチカネフクキテナイ、バーンズブライアン、ツインテール 【敵】アムステラT、トウカイティカオー、ダイワオスカーレット、アシェルスデジタル、イオノブルボン、ウドッラ、シンボリエドルフ、ミスターベイベー、タマモチカロス、ヒシアクトン 【勝利条件】カメジロウの方が子安ボイスだと認めさせる。 【敗北条件】ユリウスの方が子安ボイスが似合うと認めてしまう。 |
フェミリア「以上、ヒルデ様の好感度が足りてないけど停戦には成功した世界線です」 アナンド「いや、意味わかんないっす。政府が動けないって話なのに、なんでブライアンさんやドリスさんが出撃してんのさ?」 フェミリア「大体こーゆー流れよ」 カメジロウ死んだふりして行く末を見守る ↓ 自分と同じくカラクリオーチームに倒されたトワイスを回収する。 ↓ ユリウス派の企みを地球にリークしたら、 トワイスからカナディアンにそこからブライアンに流れて、 結果的に北米がいち早く立ち直る。 ↓ 気がついたらギタランとかつみんとカマロカがダンボールで送られてきた。 送り主は不明。 ↓ 決戦前ジークとミミー様がリーダー面して居座る。 フェミリア「ちなみに私は国の説得に駆り出されて不参加です(泣)」 アナンド「ドンマイ」 |