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黒の伝説re:writeEX+フンゲキ(終) ( No.114 )
日時: 2021年11月06日 16:10
名前: REO=カジワラ [ 返信 ]
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EX+フンゲキ(終)です。
ブラック少林とヘプシ・ゴンダワラ。

遅れまくってスミマセヌ。
それではどうぞ。


1
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Re: 黒の伝説re:writeEX+フンゲキ(終) ( No.115 )
日時: 2021年11月06日 16:28
名前: REO=カジワラ [ 返信 ]
[ 削除 ]
○南米 ペルー共和国 軍事基地「居住スペースのある一室」。


ボサボサの長髪。
強面(こわもて)の面(つら)構え。
鍛え抜かれた肉体は45歳と言う年齢を感じさせず、
ペルー軍人ナンバー1の名に恥じぬ、
風格を兼ね備えた漢(おとこ)。

その漢は今、自室に居た。

服は着ていない。
全裸である。

暗い部屋の中、ヘッドライトの灯(あか)りのみを
頼りに“薄い本”を見やり、右手で『ナニ』を握り、
その手の“上下運動”に勤しんでいる…!!


そしてこう言うッ。


「ハッ!ハッ!!」

「『レツゴーエルフちゃんシリーズ』“18巻”ッ!!」

「『凌辱(りょうじょく)!貧乳エルフ!!』は最高じゃあ!!」


続けるッ。


「本に折り目が付くくらい、何度も何度も使おうと…ッ!!」

「その目!その表情!!キツそうにぶち込まれた接合部ッ!!」

「それら全てが『ヒギィ!』と言う嬌声(きょうせい)に相まって!!」

「至高の1冊に仕上がっているんじゃああああああああああ!!!」


そう…!
それは『レツゴーエルフちゃんシリーズ』!!

森に住む様々なエルフの女性が
色んなモンスターや人間にレイプされる
18禁同人誌であるッ。

作者の穴ん堂先生(インド出身)がまっとうな仕事に
就職したのを理由に断筆宣言しているので、
現在は電子データも全て削除されており
再度手に入れる事はまず出来ない…ッ。

全26巻ッッ。


それをこの漢はッ!!

全 巻 所 持 し て い る ッ ! !


「ハッ!ハァッ!!」

「そ…そろそろじゃてぃ…ッ!!」

「迎えうるは『エクスタスィー』ッ!!」


 ッ

 ッ


「ワシの全てを受け止めるんじゃてぃぃぃいいいいい─────ッッ!!」


「『ふぉぉおおおおおおおお お お お お お お お お お お お ! ! 』  」


 ッ

 ッ


 ダキュゥゥウウウ


       ゥゥゥウ ウ ウ


           ゥゥ ゥ ン ン ン ン ! !



漢は「愛」と「夢」と「欲望」とが入り混じった

『ソレ』を放出する…ッ!!


 ッ


その漢の名!

嗚呼、その漢の名は、

『ヘプシ・ゴンダワラ』ッ!!


“俺は裸のスパロボ乗り”と言う二つ名を持ち、

ペルー共和国が誇るスーパーロボット『フンゲキ』に搭乗する、

“ エ ー ス パ イ ロ ッ ト ”で あ る ッ ! !




    ・
    ・
    ・
    ・

    ・

    ・


    ・





・・・・




○クロガネの賛歌 亜種 『黒の伝説re:write』



 E X + フ ン ゲ キ ( 終 )「 ブ ラ ッ ク 少 林 と ヘ プ シ ・ ゴ ン ダ ワ ラ 」


 原案・手拭
 筆者・REO=カジワラ




・・・・






〇「居住スペースのある一室」改め「ヘプシの自室」


カッカッカッ!

待たせてスマンかったのぅ!!


ワシじゃ!ペルーの『ヘプシ・ゴンダワラ』じゃ!!


事を終えた事じゃし、ちょいと、

『お喋りタァ~イム』と行くかの♪


前回の話は読んだかのぉ?

ワシと、ORGOGLIO(オルゴーリョ)最大トーナメント・“優勝者”…!

“黒の伝説”『ブラック少林』との邂逅(かいこう)がつづられていたのぅー。


その後少林はのぉ~。その愛機『双円』と共にの…。

ワシが所属する『ペルー軍』に招待したんじゃあ~。


知名度の高い少林と言えど、一般人が軍内に立ち入り、

傭兵を志願する事に、少しばっか、もめたがの。


“女総司令官”メルエェス・スロテコの一声で、

少林を雇い入れる事に決定したんじゃい!!


そして、今日は、少林のドキュメンタリー番組のスタッフ。

ORGOGLIOのペルースタッフが来る事になってるんじゃ!!


その前に『軽くヤっとくかの』と、1人エッチをしてたのがさっきじゃ!

ワシも挨拶せぇと言っておったから、そろそろ行くとするかのぉー♪


コンコン。


お、ノックしてモシモォシしとるわい。


「開いておる。開けて良いぞいー。」


ワシはそう促(うなが)した。





・・・・





〇「ヘプシの自室前」


どうも。

“黒の伝説”『ブラック少林』です。


今日からORGOGLIO(オルゴーリョ)の、

スタッフが来ると言う事で、いつもの

3本角の黒地の覆面姿。

全身をタイツのような物で覆って、

更には紫の道着を着込んでいます。


南アメリカ大陸のペルー共和国と言う暑い国で、

このような格好をしている事は、

ちょっと異常なように思われますが、

番組中に正体を明かす訳にはいかないので、

この姿で日々を過ごす事になりそうです。


今はヘプシさんを呼びにこの部屋の前に来ました。

ORGOGLIOスタッフたっての希望で、

是非、ヘプシさんに挨拶をしたいと言う事で。


流石は“俺は裸のスパロボ乗り”の

『ヘプシ・ゴンダワラ』さん…ッ!!


その勇名は、ORGOGLIOの、

現地スタッフまで広がっているんですね。


試合とは違う『実戦』。

『戦争』の中“その名を馳せる”と言う事。


私はその域まで達する事が出来るかどうか?


有名は望むべき事じゃありませんが、

勇名はルルミーさんと実戦にて死合う事に置いて、

彼女に対する『広告(メッセージ)』となるでしょう。


世界は広い。

ブラック少林、ここにありと言う事を、

知らしめなければ、彼女との一戦は、

迎えられないかも知れません。


一つ一つ勝ち得て行きたい。

そう思っています。


おっと、考え事をしている場合じゃあありませんね。

ヘプシさんを呼ばなければ。


コンコン。


私はドアをノックした。


「開いておる。開けて良いぞいー。」


ヘプシさんの返事だ。


「開けますよ。」


私はそう言い、ドアを開けた。





・・・・





〇「ヘプシの自室ドア付近“開かれたドア”」

薄暗く。ヘッドライトの灯(あか)りのみが
灯(とも)された部屋に…。外日が差し込まれる。

少林は目にする。

全裸のヘプシを。

少林は平静であった。

ヘプシが全裸で居る事はさほど珍しい事ではない。

と言うより、服を着ている方が珍しいくらいに、

ヘプシはオールヌードである事が日常であるからだ。


少林は部屋の机を見やる。

机に“薄い本”が開かれている。

使用済みのティッシュペーパーもある。


少林は“薄い本”が何であるかは解らなかった。

しかし、ティッシュの使用方法が、

鼻をかむモノだけではない事を理解している。


少林は口を開く。

「お楽しみ中でしたか。」


ヘプシは答える。

「『レツゴーエルフちゃんシリーズ』“18巻”じゃてい!!」


少林は問う。

「『レツゴーエルフちゃんシリーズ』…?」


ヘプシは解説する。

「ようはエロ本じゃてい!!」

「ワシ好みの貧乳ガールが『ヒギィ』と

 犯されているシーンが見たくてのぉ♪」

「全く…!穴ん堂先生は最高じゃあのぅ──!!」


少林は納得と理解。

「そうですか。」

「その口ぶりからいきますと、

 全巻所持していそうですね、

 ヘプシさん。」


ヘプシは饒舌(じょうぜつ)に。

「もちろん、全巻コンプじゃぞい!!」

「しかしのぉ…。」

「穴ん堂先生がまっとうな仕事に

 就職したのを理由に断筆してしまってのぅ。」

「これから先、新刊が発行されないと思うと、

 ちょっとおセンチな気持ちになっちまうんじゃわい。」


少林はおセンチを理解する。

「それは辛いですね。」

「私も共に高め合った同門がいましたが、

“自分の限界を感じた”と言う理由で、

 止めてしまった者がいます。」

「長い時を同じくした者がと言うのは、

 悲しいモノだと思いますね。」


ヘプシは共感を受け取って。

「解かるか、少林…!!」

「でもま、全く絶えてしまった訳じゃあないんじゃい!!」


少林は聞く。

「と、言いますと?」


ヘプシは語る。

「南アフリカ大陸の1国家『PPPのP国』と合同作戦をした時のぉ、

“フジョッシーズ”と言う異名を持つ2人の軍人同人作家かつ貧乳の、

『モモノ・ハニャーニュ』『メーナ・シュパロイネン』と言う

 オモシレェー女と出会ったんじゃが…!!」


「何と2人は『BL界の穴ん堂先生になるんですのぉー!!』

 と公言しまくっておってのぉぉおおおお─────ッ!!」


「ワシはそれが嬉しくて嬉しくて仕方ないじゃあ~♪」


続ける。


「ワシは腐男子じゃあないがの。穴ん堂先生が詰め込んだ、

 エロエロな作風は途絶えていないんじゃあなっと。」

「男同士の絡みを見ても、面白くもなんともないがの…でものぉ、フジョッシーズが、

 同人誌を発行したあかつきには、ワシも通販で購入しようと思っているんじゃあ~!」


そして、こう言う。

「エロに国境は無い!他国と合同作戦の時は、フジョッシーズの本を、

 女スタッフに配ろうと思っておる!軍人でもここまで描けるんじゃぜ?ってトコを!!」

「世界中の皆々様に知らしめたいと思っているんじゃぁぁぁ あ あ あ あ あ ! ! 」


少林は困惑しながら。

「イマイチ…。解らない単語が出て来るのですが…。」


ヘプシはニコヤカに。

「ま、アレじゃ!少林も協力して欲しいぞい!!」

「本が出来たら、知り合いの女に本を渡してやってくれぃ!!」


少林は答える。

「それなら大丈夫です。」

「乙姫や勝美さんに渡そうと思います。」


ヘプシは喜ぶ。

「頼んだぜよォーウ!!」


少林は伝える。

「それはさておき、ヘプシさん。番組スタッフが到着しました。」


ヘプシは快諾(かいだく)。

「そうかそうかの♪それじゃ行くわいカカカっとな。」


少林は驚く。

「その格好でですか!?」


ヘプシは絶好調だ。

「ワシは『裸のスパロボ乗り』じゃてい!」

「この姿で会わなければ失礼と言うモノじゃあーい!!」


少林は止めるも。

「ち・ちょっと、ヘプシさん!?」

「ダッシュして行かないで!!」


ヘプシはフルチンで走り出したッ。

20世紀の歌の歌詞にあるような、

盗んだバイクで走り出すよりも速く…!!





・・・・





〇ペルー共和国 軍事基地「正門前」

正門前。

ORGOGLIO(オルゴーリョ)の、

ペルー現地スタッフは待っていた。

3人である。いずれも女性である。


この女性等。


この女性等は、番組のメインである、

ブラック少林よりも、ヘプシ・ゴンダワラに、

会える事を楽しみしていたッ。


 何

 故

 な

 ら

 そ

 れ

 は

 !


ダッダッダッダッダッダッダ!!

ヘプシがッ!ゴンダワラがッ!!

すっぽんぽんでやってくるッ!!


それを待ち構えッ!!


ス…ッ!


スマホを用意する女性等3人!!


バァン!!


門を開け、全裸のヘプシが現るるッ!!

「きゃぁああああー!!
 ヘプシ様が、フルチンよぉおお!!」

「写メるのよん写メよん!!
 ムホゥ!!ムホゥ!!
 チンコの先が、ヌメってるわぁーん!!」


「「「ムホホッホホゥ!!」」」


 そ

 う

 ッ

 !


ORGOGLIOのペルー現地スタッフッ!!


 そ

 れ

 は

 ッ

 !


“フルチンガールズ”であったッ!!


〇フルチンガールズ

ヘプシが街に居た場合、
彼が裸で出撃するのを写メる、
ちょっとお痴女(ちじょ)な女達だ!

この度、ペルー軍内の仕事と言う事で、
何人もの競争率の中から、ヘプシのフルチンを
撮影する為に、ORGOGLIOスタッフ中で
特に優秀な3人がこの役に抜擢(ばってき)された!!


 ッ


まずは1人ッ!

「カルメン・アロミア・ロブレス」ッ!

28歳ッ!女性ッ!企画・撮影をこなすッ!!

念願は、ヘプシのおてぃんてぃんの先っちょを、

ペロペロとキャンディの如く舐(な)める事ッ!!


 ッ


次に2人ッ!!

「ミラグロス・バルガス・リョサ」ッ!

26歳ッ!女性ッ!構成・撮影をこなすッ!!

念願は、ヘプシのおてぃくびんを、

レロレロと舐め責める事ッ!私は攻めよッ!!


 ッ


最後に3人ッ!!!

「ピラール・マリア・アルゲダス」ッ!

25歳ッ!女性ッ!撮影特化ッ!!

半年前、初めてヘプシの股間のソレを見て、

痴女力が開花ッ!以後、フルチンガールズになるッ!!


 ッ

 ッ


誰もが才、溢(あふ)るるの『ORGOGLIOスタッフ』だッ!!

そんなフルチンガールズ達を見て、ヘプシはッ!!


 ッ


「ガールズ達よぅ!」

「ヌシ等はこれから、全世界中継で、

 ワシの『チンコ』を映す事になる…!!」

「ちゃんと“モザイク”かけるんじゃぞう!

 ORGOGLIOに迷惑かけちまうからのぉー!!」



フルチンガールズ・カルメン!

「ヘプシ様と少林のコラボ…!

 こんなオイシイ仕事失敗なんか出来ませんわ♪」


フルチンガールズ・ミラグロス!

「モザイクは良いアクセント…!

 ちゃんと隠させて頂きますわよぉ~♪」


フルチンガールズ・ピラール!

「ああ…良い!ヘプシ様のフルチンは何時見ても!!

 少林がメインでありますが、ヘプシ様のフルチンも、

 世界中に広げて行く所存でございますわぁん…♪」


 ッ

 ッ


そんなこんなと話して居たら…!


「ホエホエ~!!」

「ワスは門の裏でスタンバっていただス!!」

「ワスも『ORGOGLIOスタッフ』に挨拶するだスよぅ~!!」


 ッ


ヘプシが振り向く!

「ヌ・ヌシャぁああああああ!!」


フルチンガールズ達が驚く!!

「き・きゃぁぁぁああああああああ!!!」


 ッ


ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド


その男はメタボな老齢(オールド)であった。

頭髪はほとんどなく、鼻下のひげと出っ歯面。

上半身裸で大きな縦縞パンツを着用している、

この男とはッ!そう、この男とはッ!!


 ド ジ ャ ー ン ! !


「ワスは『ビッグパンツ博士』だスッ!!」

「ミュージックスタートだスゥウーッ!!」


 ッ

 ッ


替え歌「ビッグパンツのテーマ」
ドリフ大爆笑のOP「ドリフ大爆笑のテーマ」の替え歌


パッパッパパパ、パーパパパパパパー♪


(ビッグパンツ!ビッグパンツ!)


パッパッパパパ、パーパパパパパパー♪


(ビッグパンツ!)


(ビッグパァ~~~~~~~ンんツゥッ!!)


パッパラパーパパァパ♪パッパラパーパパァパ♪♪


ホエ、ホエ、ワスは、

ビッグ パンツ だスゥ~!!


ペルゥのくーにの博士だスゥ~♪


フンゲキ、整備をするだスよ♪


デカパァ~ン、いっちょで、するだスよ♪


ハ ァ イ ! !


 ッ

 ッ


ビッグパンツはこう言い放つ!!

「“いつも心にデカパン博士”

 『ビッグパンツ博士』とは、ワスの事だスよォー!!」


フルチンガールズ達は騒ぐ!

「いやァ!パンツ一丁だわ、このおじいさん!?」


「醜いわン!老人メタボの半裸ァー!?」


「ヘプシ様みたいに鍛えてから出直してよォン!!?」


ハッキリ言ってボロカス言われる!


そんなビッグパンツは激しくまくし立てる!!


「な・何故だスか!ワスは小さな頃から、パンツ一丁だスよ!?」

「レゼルヴェ国でもパンツ一丁だっただスし、

 その前の国からパンツ一丁だっただス!!」

「そして、この国『ペルー』に来ても、パンツ一丁だス!!」

「それの何がイケナイんだスかぁぁぁぁあああああああ!!」


ヘプシは笑う!

「カッカッカ、酷く嫌われとるのぉ、博士!!」


ビッグパンツは悔しそうに!

「ヘプシくん!何でワスは嫌われるんだスか!?」

「君は丸出しなのに、納得できないだスゥー!!?」


ヘプシは皆にこう言う。


「まあのぉ。世の中、裸で生きていくには厳しい世界かも知れんのぉ。」

「だからこそ。そうだからこそ、ワシや博士のような漢が居ても良いんじゃあないかのぅ?」

「ワシは全裸で。博士は半裸で。世の中に訴えかけていこうじゃあないかの!」

「姿格好を、自由に生きて行くのも良いんじゃあないかって事を…のッ!!」


フルチンガールズ達は納得する。

「まぁ、ヘプシ様が、そう言うのならン…。」


ビッグパンツは号泣している。

「ホエー!ヘプシくん…!!

 君は何時だって、裸体界の“神様”だスよ!!」


そうこうしている内に。


「あのぅ…。盛り上がっているトコ、恐縮ですが…。」

「少林です。この度は私の番組を作成するとの事で。」


3本角の黒地の覆面姿。

全身をタイツのような物で覆って、

更には紫の道着を着込んで現れた、

“黒の伝説”ブラック少林がそこに居た。


フルチンガールズ達が早速対応する!!


フルチンガールズ・カルメン!

「少林さん、こんにちは。

『カルメン・アロミア・ロブレス』と申します。」


フルチンガールズ・ミラグロス!

「『ミラグロス・バルガス・リョサ』です。

 以後よろしくをお願い致しますね。」


フルチンガールズ・ピラール!

「私は『ピラール・マリア・アルゲダス』。

 この番組に携(たずさ)わる事が出来て、

 とても光栄ですわ。」


ヘプシは少林の肩を叩きながら。

「カッカッカ!綺麗ドコロ3人!

 良い番組になるじゃてぃー!!」


ビッグパンツは羨ましがる。

「ホエー!ビッグパンツクラスタは、居ないだスかァーッ!?」


 そ

 れ

 は

 そ

 の

 時

 で

 あ

 っ

 た

 !


ジリリリリリ リ ィ ー ! !

ジリリリリ リ リ ィ ー ! !


「緊急警報!緊急警報!!」

「敵襲です!敵襲です!!」


スピーカーから警報が流れる!!


ヘプシは燃えながら!

「全く!ワシが裸でいるといつもこれじゃ!!」

「行くぞ!少林!!返り討ちじゃていぃい!!」


少林は応える!!

「はい!それが我が望みへと至るならば!!」

「このブラック少林!戦場へと舞い降ります!!」


ヘプシが叫ぶ!

「 フ ン ゲ キ ! ! 」


少林が雄叫(おたけ)ぶ!

「 双 円 ッ ! ! ! 」


 ッ

 ッ


「「 出 撃 ッッ ! ! ! 」」





・・・・





〇ペルー共和国 砂漠が広がる沿岸部のコスタ


4機であった。

4本足の機体でった。

その名…!

『咆牙(ホウガ)』

四足獣型陸戦用高機動量産機である。

ジェットホバーによる高速移動で敵に接近し、
切れ味鋭いクローでの一撃離脱を旨とする。

その戦術は野生の獣のように、複数機での
連携攻撃にこそ最大の攻撃力を発揮する。


その咆牙の操縦者…!

その隊長はァ…ッ!!


「毎度毎度!商売人上りの1軍人!」

「『ヲラッシャイ大尉』が相手をするでござんす!!」


「このペルー戦線、フンゲキと言う、

 ロケットパンチを武器とするロボットに

 苦戦としているようでござんすが…ッ!」


「精鋭4人が操る咆牙の部隊ならば、

 打倒フンゲキ討ち果たす事可能でござんすよ、

 カンラカンラカンラカンラ(笑い声)!!」


咆牙操縦者・ヨンダルキア!

「先の部隊は異動になったと聞きます。」

「ここで俺達が、成果を上げれば…!!」


咆牙操縦者・ヤッパル!

「そうねぇいえい、ヨンダルキア。」

「俺達は先の部隊を強いって事になるえいえい。」


咆牙操縦者・ユドー!

「と、なれば、昇進間違いなしって訳ですなあ。」

「ユッユッユ(笑い声)…。力が入りますぞぅ。」


ヲラッシャイ大尉!

「カンラカンラ(笑い声)!

 とにかく固まらない事でござんす!!」

「フンゲキは空飛ぶ機体でござんすが、

“ロケットパンチ”こと『噴撃拳』は、

 空からでは、追尾操縦が出来ないと、

 聞き及んでいるでござんすざんす!!」


続ける。

「さすれば、地上に降りて来るござんしょう!」

「しかし、地上での機動力は咆牙が上ッ!!

 しかも、こちらは4機!噴撃拳は2つ!!

 とするならば、如何にフンゲキと言えど、

 こちらの有利は動かせないでござんすよ!!」


そして、こう言う。

「さすれば、勝機も…!」


「お。来たでござんすな…!!」


 ッ


 ゴォォオオ─────


         ォ─────


            オォ─────ッ ッ ! !




ヲラッシャイ達はフンゲキを…!


 否

 !


「「「「何ィー!?」」」」


フンゲキと共に出撃した双円をも目視する!!


 そ

 う

 だ

 !


空飛ぶフンゲキに両手を繋ぎ合わせて、

ブラリンと運ばれる双円の姿をッ!!


ヲラッシャイは焦る!

「な!?データに無い機体じゃあござんやせぬか!!」

「と・取り合えず、4機散開でござんすよぉーう!!」


他咆牙操縦者達!

「「「了解(ラジャー)!!」」」


バ ! バ ! バ ! バ !


散開する咆牙4機!!


 し

 か

 し

 !


ヘプシが吼える!

「想定内じゃてい!!」


少林が確認する!

「ヘプシさん!“アレ”で行きましょう!!」


ヘプシは承諾(しょうだく)!

「よっしゃい!」

「照準良ぉーし!風向き良ぉーし!!」


少林は応える!

「いつでも行けます!ヘプシさん!!」


ヘプシが蛮声を挙げる!!


「 2 機 協 力 の 噴 撃 拳 ッ ! ! 」

「 名 付 け て ぇ ぇ ぇ え え え え ! ! 」


  ッ

  ッ


「 「 ダ ブ ル ・ ハ ン ド ・ ミ サ イ ル ・ キ ッ ク ! ! 」 」


  ッ

  ッ


「 「 発 射 ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! 」 」


  ッ

  ッ


 ヴ”ァ”ッ!


  ヴ”ィ”ユ”ゥ”ゥ”ウ” ウ” ウ” ウ”


            ウ” ウ” ン” ン” ン” ン” ! !


            ッ

            ッ


          ー フンゲキは!

            双円と手を繋いだまま、

            噴撃拳を発射するッ!!


            ッ

            ッ


          ー 手を繋いでいる状態故!

            噴撃拳に引っ張られる双円!!


            ッ

            ッ


          ー ヤッパルが操縦する咆牙目掛け!

            噴撃拳が飛びます!飛びますッ!!


          ッ

          ッ


      ヤッパルは絶叫する!!

     「ひぇいえいえいぃぃいいいいいい!?」


       そ

       の

       間

       !


    グッ…!!(双円は…ッ!!)


    ググ…!!(飛び蹴りの体勢を!!)


    グゥッ!!(形作るゥウウ──!!)


     パ

     ッ

     !


   噴撃拳は手を開いたッ!!


 ゴォォオオオオオオオオオオオオオ─────ッ!!!


飛び蹴りの体勢をとった双円が、ヤッパルが操縦する咆牙に突っ込むッ!!


 こ

 れ

 ぞ

 !


少林が雄叫(おたけ)ぶ!!

「ダブル・ハンド・ミサイル・キックです─────ッ!!」

「キィィエェェェエエエエエエエエエエエ─────ッ!!」


 結

 果

 !


ドッッッッ!!!


  ゴォウアアアアア!!!


    バァァァアアアアアアアン!!!!


    ッ

    ッ


ヤッパルの咆牙が『 爆発四散 』するッ!!


 次

 の

 瞬

 間

 !


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


ヘプシは照準を合わせる!

「カッカッカ!その間に着陸したぞい!!」

「噴撃拳のバリエーションの一つ…ッ!!

“ 双 噴 撃 ” ッ !

 2前腕の拳が咆牙(四本足機体)の2機を狙うわい!!」


 で

 は

 !


「“熱血フルパワー”じゃてぇぇい─────ッ!!」


 グォォオ オ オ オ ン ! !


 グゥォオオ オ オ オ ン ! !


2腕の拳が宙を舞うッ!


 狙

 い

 は

 !

 ?


ヨンダルキアが操縦する咆牙と!

「な!?もう着地したのか!!?」

「次への行動が早過ぎるッ!!!!」


ユドーが操縦する咆牙である!

「ユゥゥゥウウウウウウウウ!!?」

「このタイミング!反応出来ませんぞぅ!!?」


 そ

 の

 結

 果

 !


ドッッッッ!!!


  ゴォウアアアアア!!!


    バァァァアアアアアアアン!!!!



ドッッッッ!!!


  ゴォウアアアアア!!!


    バァァァアアアアアアアン!!!!


    ッ

    ッ


噴撃拳が“双噴撃”!

2機を『 撃破 』ッ!!


 残

 る

 は

 !


ヲラッシャイ!


 ッ

 ッ



ブォォオオオオオ オ オ オ オ ! !


ヲラッシャイは、咆牙のホバーを

ふかせながら、少林とヘプシに、

オープン回線で通信を入れる…ッ!!


「絶賛、侵略(ごひいき)にさせていらっしゃいます、

 君等(お客様方)の言うトコロの『 外宇宙からの侵略者 』。」

「『 アムステラ神聖帝国 』の軍人、

『 ヲラッシャイ大尉 』と言う者でございます…!」


続ける。

「この度の戦闘はこちらの敗北(破産)…。

 特機2機を相手に量産機の咆牙で戦う程、

“無理な出費(引き所を知らぬ)”訳では

 ござぁんやせぬ故…。」


そしてこう言う。

「ホバーをふかし、砂で目くらまし完了でございます。」

「砂漠でホバー逃走。流石に追いつけないござんやしょう。」


「3人の仇は、その内にまた…!!」


そう言うと、ヲラッシャイの操る咆牙は退却した。

敵ながら見事な撤退であった…!!


  ・
  ・
  ・

  ・
  ・

  ・


  ー “アムステラ軍人”ヨンダルキア、ヤッパル、ユドー

     必殺技  3人とも精鋭!腕に覚えのあるパイロット!!



          ・・・ ・ ・ ・ ・ 『  死 亡 ッ ッ ! ! ! !  』





・・・・





○夕刻 ペルー共和国 軍事基地内「草むら」

少林は夕陽を眺めていた。

静かに…。ただ一人。


戦闘は終えた。

自分等の後方30kmにて、

ORGOGLIOスタッフの

フルチンガールズ達がバッチリカメラに、

フンゲキと双円の活躍を録画したとの事だ。


そして先にペルー軍と共同戦線・初戦の

少林へのインタビューに答えたトコロである。


一つ一つ。

丁寧に受け応えたつもりだ。


まだ初戦。敵軍は想定外の風であった。

本格的な戦いはこれからになるだろう。


そんな中。


少林が想う事は…。


「ついに…。」

「人を殺(あや)めましたか…。」


ダブル・ハンド・ミサイル・キック。

打ち込む直前に悲鳴が聞こえた。


ひぇいえいえいぃぃいいいいいい!?


撃破した咆牙(四本足機体)からだ。

オープン回線だった。

焦って回線をONにしたのだろうか?

真相は解らない。


 だ

 が


確実に言える事は…。

自分が『 人を殺めた 』その事実があると言う事。


その『 命の重み 』が少林の心に重くのしかかっていた。


「覚悟は…ありました。」

「戦争ですからね。」


 で

 も


「自分が殺めた命の中に、

『悲鳴』があったんだなと思うと…。」


 グ

 ッ


少林は唇を噛む。


 そ

 の

 時

 で

 あ

 っ

 た


「そんじゃあ。」

「ワシ等は『 共犯 』じゃな?」


声をかける筋骨隆々な漢が1人。


少林はつぶやく。

「ヘプシさん…。」

その漢はヘプシ・ゴンダワラであった。

珍しく、パンツを穿いている。

黒いパンツだ。プロレスラーのような。


そんなパンツ一丁のヘプシは続ける。

「ワシはのぅ。」

「ワシの周りの席に座れるヤツを決めておるんじゃ。」

「席ってぇのはの。『 大切にしたいヤツが座る席 』じゃあ。」


更に続ける。

「この戦争。ワシの席に座る者。

 ワシの大切にしたいヤツ等が命の危機にさらされておる。」

「ならば…。戦うしかないってぇ事じゃあ。例え…。それが…。」


「 他 人 の 命 を 奪 う 事 に な ろ う と も な あ … ! 」


そしてこう言う。

「冷たいかのぉ…?」


少林はうなずき。

「ありがとうございます。ヘプシさん。」

「殺す覚悟も…。殺される覚悟もあったつもりですが…。」

「『悲鳴を挙げる者を殺す勇気』は持ち合わせていませんでした。」

「このブラック少林。まだまだ“未熟者”ですね。」


ヘプシは笑う。

「カッカッカ!人間そう簡単に“熟練者”にはなれぬモンじゃい!!」

「試合は何度も経験したろぉが、戦争は2回目じゃったな?」

「まだまだ厄介な悩みにぶつかると思うぞい?」


少林はまたうなずき。

「はい。その度悩みます。その度ぶつかります。」

「でも少林寺拳法を学んで。初めて拳を握ったあの日のように…。」

「『困難ある度、乗り越えて行きます』ッ!!」


ヘプシはゲラゲラ笑いながら。

「そうかいそうかい!」

「それじゃあのぉ、パンツを脱ごうかのぅ!!」


少林は焦る!?

「ちょ!?何をするつもりですか、ヘプシさん!!!」


ヘプシは眼球をギラギラさせながら、こう言う。

「ヌゥエヘヘヘヘヘ。落ち込んどるようじゃったからのぅ。」

「だから遠慮して、パンツを穿いておったんじゃあ~!!」

「今のお主と絡んでもツマランと思ったからのぉ~~!!」


少林は自分が冷や汗を掻いてる感覚を覚える!!

「ヘプシさん…!?ちょ…!ま…!待ってください!!」


ヘプシは轟くような声を挙げながら!

「ワシは待つのが、嫌いなんじゃぁぁぁああああああああ!!」


 バ

 ッ

 !


ヘプシはパンツを脱いだッ!!


 そ

 し

 て

 !


ジリリリリリ リ ィ ー ! !

ジリリリリ リ リ ィ ー ! !


「緊急警報!緊急警報!!」

「敵襲です!敵襲です!!」


スピーカーから警報が流れる!!


ヘプシは嗤(わら)いながら!

「カカカカカ!やはり、裸になると敵が攻め込んでくるのぉ!!」

「少林!ヌシ無しじゃあ厳しい戦いになると思うぞい?

 ヌシが気ぃ入れ替えるまで、パンツ穿いとって正解じゃったわい!」


少林はやや放心しつつ。

「ハ…ハハ。貞操の危機を覚えましたよ。」

「私無しじゃ厳しいなら、行くしかありませんね…!」


ヘプシは燃える!

「そうじゃい!敵は強敵『アムステラ神聖帝国』ッ!!」


少林も燃える!

「しかし、私達が命を懸ければ、

 この困難乗り切れぬ事もないでしょう!!」


ヘプシが叫ぶ!

「 フ ン ゲ キ ! ! 」


少林が雄叫(おたけ)ぶ!

「 双 円 ッ ! ! ! 」


 ッ

 ッ


「「 出 撃 ッッ ! ! ! 」」


2人は機体格納庫へと走り出した!!

自分等の勇気が明日を切り拓く事を信じて…ッ!!







ーーーーーー




・クロガネの賛歌 亜種 『黒の伝説re:write』



       ー 『 EX+フンゲキ 完 』 ー


Re: 黒の伝説re:writeEX+フンゲキ(終) ( No.116 )
日時: 2021年11月06日 16:34
名前: REO=カジワラ [ 返信 ]
[ 削除 ]
〇あとがき

2019年12月から、大体2年かかってしまいましたが、これにて『黒の伝説re:write』は完結です。
今後続く感じですが、漫画の次の展開的にvsテツジになるので、このタイミングで少林の話に入るのは、
ちょっと難しいかなと思うので、一先ずここでキリと言う感じですね。

取り合えず、漫画フンゲキのプロット的に、vsテツジとその後もう1話を予定しているので、
今後、黒の伝説re:writeの続きの話に入るのは、漫画が終えてからと言う形になると思います。

これからの予定は『SS保管庫wiki編集』をまずやろうと思います。
まず黒の伝説re:writeがキリ良くなるまで書こうと思ったので、それが達成したんで、
皆様の作品の編集と併せて、それを進めようかなと。

次は、ジャンプで連載されてた『BLEACH(ブリーチ)』のゲームで『BLEACH Brave Souls』と言うのがあるのですが、
そのストーリーモードを全部クリアしようと思います。恥ずかしながら、ブリーチを読んでいなかったので、
流石は長期連載されていた作品だと、話を追っていくのが楽しいのと、ストーリー展開の参考にもなる為、
これはクリアするまでやってみたいなと思っています。

その次に『カラクリオー設定wiki』の編集をしようと思います。
現在、画面左側のリンクが開かない状態ではあるものも、黒の伝説re:write1回戦終了以降編集してないので、
これ以上溜めるのはマズイなと思うので、コレに取り組もうと思っています。

そして、それを終えたら、お待ちかねの『漫画・フンゲキ』の更新に取り掛かろうと思っています。
漫画・フンゲキまで、結構やる事があるのと、最近、モクリなる、友達とボイスチャット出来る機能で、
割と長い時間話す事が増えたので、その辺含めると22年2~3月にならないと、漫画に取り掛かれないと思いますが、
何とか時間を作っては作業に取り掛かって行こうと思います。

改めてになりますが『黒の伝説re:write』を最後まで読んで下さってありがとうございます!
書いててとても力が入り、そして楽しかったです♪それではまた…!!


Re: 黒の伝説re:writeEX+フンゲキ(終) ( No.117 )
日時: 2021年11月06日 22:53
名前: テヌグイ [ 返信 ]
[ 削除 ]
黒伝の最終回ソレは全裸(フンゲキ)との合流!
この話の始まりを描いたときそんな未来誰が予想しただろうか!?
テヌグイはおろかカジワラさんも考えもしなかったであろう!
カジワラさん最終回お疲れさまでした!そしてこの物語を(まだ続くっぽいのでひとまずの)完結まで導いていただいたこと深く感謝申し上げます!

邂逅から時を経て深くわかりあった二人しかし基本的な部分ではやはりすれ違っている!w
でもやっぱり慰めに来てくれたり意外といい関係!
最後のやり取りなんだか花の慶次の
「武士とは勇気を表に現わし心中には大慈悲心を持っていねばその本分を貫くことは叶わぬ。」
という下りを思い出しました!
しかしこのへプシという男45歳の深みを出したと思ったら5歳児のようになったりやはり読み切れないぜ!


Re: 黒の伝説re:writeEX+フンゲキ(終) ( No.118 )
日時: 2021年11月07日 01:09
名前: REO=カジワラ [ 返信 ]
[ 削除 ]
>>手拭さん
感想+感謝ありがとうございます~!!
いやあ、黒伝の最終回が全裸(フンゲキ)との合流をしようとは、手拭さんはモチロン、私も考えもしなかったですねw
そんな未来を予想した人は、まず間違いなく居ないでしょうねwと言うかヘプシの全裸と言う個性がヤバイww
特に深い意味は無く「主人公は全裸にするか」と描き進めたフンゲキが、生真面目な漢を主人公とする黒伝と、
併さる事によって、こんな化学反応を起こすとは…!!まあ何にせよ、完結して良かったです。
この2人の戦いはここから始まる感じなので、話はまだ続きますが、漫画・フンゲキがまだ、完結をしてないので、
まずはフンゲキの完結を目指そうと思います。でも、ひとまずお疲れ様ありがとうございます!!

それにしても、少林とヘプシ。基本的な部分がすれ違っていますねw
これは手拭さんが書かれた「黒の伝説 EXTRA ROUND」を参考にしています。
真面目な少林に対し、どこか間違った感のある豪傑であるヘプシ。2人の個性を考えて、落とし所と言うか、
2人が関わり合うと言う事は、オープンなヘプシを真面目に間違った解釈で話が進んで行く事なのだなと。
「EXTRA ROUND」でも「古の船乗りは肌を露出する事によって~」と少林的に好意的な解釈をする事により、
話の締めに向かったので、この「EX+フンゲキ」でもそれに倣おうと思い、今回の会話シーンが成り立っています。

慰めに来たのは、ヘプシが漫画では描かれていない彼の人の良さから来ていますね。
そもそも少林が戦争に参加する際、覚悟がある相手なら、彼の武道性によって噛み合った戦闘になると思うけれど、
最後に悲鳴を挙げられた場合どうするか?武によって人格が形成されている少林にとって、弱者は倒すべき相手ではなく、
守るべき相手。しかしながら、戦争と言う非日常の状況に置いて、例え相手が泣き叫ぼうとも、兵器に乗っている以上、
倒さねばならないし、今回のようにオーバーキルしてしまう可能性だってある訳です。そんな時、少林はどう思うのだろう?
と、思いながら書き進めて行ったら、ヘプシは慰めに来ましたね。それでも大切な人を守る為に戦うのだと。

この辺のシーンは、今ジャンプで連載されている「呪術廻戦」の影響が強いですね。戦争の漫画じゃないけど、
命に関して、結構考えさせられるトコがある漫画だなと思います。話がそれましたが、この辺、手拭さんの言うように、
花の慶次の「武士とは勇気を表に現わし心中には大慈悲心を持っていねばその本分を貫くことは叶わぬ。」と言う意味合いも
あるのでしょうね。書いてて力が入りました!!

それにしても、このヘプシと言う男。言うように45歳の深みを出したと思ったら5歳児のようになったり、
やはり読み切れないですねw作者の私の自身も読み切れておりませんwwまぁ言うならば、子供のまま大人になって、
子供のまま経験を積み、子供のまま深みを持った男なのでしょうね。それ以上に全裸と言う特徴がデカイけれどw
まぁ何にせよ、どんどんと掘り下げていこうと思いますね、ヘプシは。

最後になりますが、今回は黒の伝説のre:write化を承諾して下さり、ホントありがとうございます!!
そして、木曜の誕生日絵!あれで、最後のラストスパートがかかりました!!あれがなければ、
もっと遅れてたでしょう確実に(ぉぃぉぃ)手拭さんには感謝しかありませぬ!
これからもカラクリオーの世界を楽しんで行きましょうー♪


Re: 黒の伝説re:writeEX+フンゲキ(終) ( No.119 )
日時: 2021年11月07日 05:12
名前: フィール [ 返信 ]
[ 削除 ]
最終的には実戦を経験するに辺り、少林がここに来て良かったと言える素晴らしい締めでした。

だがそこまでの過程ー!
確かにペプシはエルフちゃん持ってそうって言ったけど!
んで、テレビクルーの安否!変態だったからセーフ!ダメージが視聴者に移ったけどね!そして、ここまでの流れで深刻なツッコミ不在、少林の適応力はんぱねえ!

前半も後半もカジワラワールド全開で楽しかったです!お疲れ様でした!


Re: 黒の伝説re:writeEX+フンゲキ(終) ( No.120 )
日時: 2021年11月07日 08:47
名前: REO=カジワラ [ 返信 ]
[ 削除 ]
>>フィールさん
素晴らしい締めありがとうございますー!!実戦を経験し、心の痛みを知り、新たな戦いに向かうENDは私も気に入ってます♪

でも、言いたい事はそこじゃあないですね!wそう、そこまでの過程!!な・何か変態しかいないぃぃいいいい!!?ww
ヘプシのエルフちゃん所有!あ、「ペ」じゃなくて『へ』だったりします。まぁそれは置いておいて、エルフちゃん持ってそうと、
言っていたのは、漫画か小説かで、書かねばならぬ!いや書こう!!と思っていたので、今回、それが果たせて良かったと思います…!!w
やはり、根強いファンが多いと思われる、エルフちゃんシリーズだし、ヘプシの性癖から言っても、あんまり貧乳ってヘプシの年齢的に、
アウトになっちゃう事が多いと思うので、2次元に貧乳を求めるのは自然な流れかなと。他にも18禁薄い本を持ってそうな気がしますw

テレビクルーの安否と言うか人選は、結構迷ったんですが、そう言えば、フルチンガールズが居るじゃあないか!彼女達なら、
ヘプシのフルチンを気にしないだろうし、むしろ意欲的に番組作成に取り組んでくれるだろう!!と思い、こんな形になりました…!!w
ORGOGLIOのペルー現地スタッフ!それはヘプシのオールヌードを受け入れてくれる、お痴女な女達であった!!と言うのは、
結構良い落とし所じゃあないかなと。まぁ視聴者のダメージは凄そうですけどねwORGOGLIOもまさか、全世界に対して、
裸の男を放送するハメになるとは思っていなかっただろうと思うし、この企画の成功するか否かは、如何に少林をカッコ良く、
映すかにかかっているかと思います。責任重大だぞ、少林!!

そしてツッコミ不在!これは深刻です…!?もうちょい尺を持たすなら、“女総司令官”のメルエェス・スロテコが担当するのだろうけど、
フルチンガールズとビッグパンツ博士を出した為、これ以上キャラだすと、肝心の少林のパートが薄れるかな?と思ったので、
今回はおじゃんになりました。ごめんね、メルエェス!?元ネタのアニメでの登場を楽しみにしています(いや、そう言う問題じゃあない)。

カジワラワールド全開で楽しかった、ありがとうございます!今回の話、結構長い話になり、書き終えるまで苦労したので、
そう言われると、とても嬉しいです!おつありですよ~♪


Re: 黒の伝説re:writeEX+フンゲキ(終) ( No.121 )
日時: 2021年11月07日 23:32
名前: 春休戦 [ 返信 ]
[ 削除 ]
一先ずの完結、お疲れ様です!(^^)
まぁ追加人員が劇薬揃いなのは、もはや何も言うまい。(^^;
そう、忘れてはいけない。「ヘプシガールズ」は「選考されてた内の」3人だという事を。第四、第五の(略

ヘプシは相変わらずヘプシだし。
フルチンで人を招き入れるなとか、さりげに「かつ貧乳の」値踏みするかよとかツッコミ所に事欠かない。(w
でもって少林も相変わらず天然危険物だし。
変態と交渉出来るのは美点だが、だからってBLを乙姫やかつみんに渡すな、と別のツッコミ所が。(w

後、ビッグパンツ博士?「レゼルヴェ国」とか「その前の国」とか重要ワード穿い…もとい、吐いてません?
その経歴もストーリー展開に影響するかもしないかも?(www

ともあれ、次なる彼らの出演を期待しつつ。次回の講釈を待つと致しますか。(^^)


Re: 黒の伝説re:writeEX+フンゲキ(終) ( No.122 )
日時: 2021年11月08日 02:01
名前: REO=カジワラ [ 返信 ]
[ 削除 ]
>>春休戦さん
一先ずの完結、おつ、ありがとうございますー!!
追加人員、見事に劇薬揃いです!!wフィールさんへの返信にもある通り、結構迷った人選だったのですが、
追記するに番組を制作する事に置いて、ヘプシがフルチンである事をイチイチ気にする人が担当すると、
話が進まないかな?と思ったので、この人選になったと言う事もありますね。付け加えるにビッグパンツ博士も、
変な人が増えれば、ヘプシのフルチンがちょっと目立たなくなるかな?と言う事もトコもありますね。
まぁ、今回は名前のみの登場となったメルエェスの苦労はとんでもなく重いモノとなるでしょうがw

フルチンガールズは普通に第四、第五のと言うのはありえますね。でも、ペルー人縛りのつもりなんで、
ペルー人の名前を調べる手間を考えうるに、新しいフルチンガールズが出て来るかどうか?となると、
可能性はあんまり高くないかも知れません。

ヘプシ言われてみたら、フルチンで人を招き入れていますね、言われてみるまで気付きませんでした(ぉ)
フィールさんの感想でツッコミをもらいましたが、変な人が増える度にメルエェスが逆に一般の感覚を
持っているのが変な人の部類になる気がするとのお言葉を貰ったので、ここらで、フルチンの異常さを
ツッコむ必要性が高いのかも知れませんね。一応、少林が「その格好でですか!?」と
新しくやって来る人に対して、フルチンはマズイだろうと言うツッコミを入れましたが、
やはりメルエェスくらい驚いてもらわらないと、フルチンのし甲斐も薄れるモノなあと思いつつ(待て)

「かつ貧乳の」は値踏みすると言うより、単純に『貧乳が好きだから』ですね。
可愛い子を見て可愛いと言うように、ヘプシにとっては褒め文句だったりします。
フジョッシーズ的にも、BL漫画で男性のナニを描く位には男性のナニに興味がある2人なので、
ヘプシとフジョッシーズとの会話も書いてみたいですね。何か弾みそう。

物語のタイミング的と言うか、フジョッシーズが自身が『コレ!』と言うBL漫画が描けたらになるので、
どの時間軸になるかは読めませんが、少林がBLを乙姫やかつみんに渡す話は書いてみたいですね…!(ゲス顔)
乙姫は友達に腐女子が居そうだから、戸惑いはするだろうけど、そんなに面白い反応はしないかもだけど、
かつみんに渡すと、少林への気持ちと、新たな世界への誘惑とが入り混じった最高の反応をしてくれるのではと、
勝手に思っています…ッ!!(最低)

ビッグパンツ博士が「レゼルヴェ国」とか「その前の国」と言っているのは、フンゲキの設定的に、

 製造にはアフリカ南部同盟の力を借りている。
 1機で戦う事を旨とする為、飛行機能と連続使用が可能な
 ロケットパンチを装備する設計思想を頼み、そして制作された。

とあるからですね。詳しい事はまだ考えていませんが、その設定から外れないように伏線を入れてみました。
話の展開次第ではストーリーへの影響もあるかも知れませんねー。

うい、次回の講釈をお待ちあれ!!結構待たせるかもですが、戻ってきます故ー!!


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