濃淡の深淵なるもの


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木を見て森を見ず。 ノスタル翁 投稿日: 2024年02月16日 00:44:14 No.423 【返信】


「いつ痴呆になるかわからない老人は運転すべきではありません。」

老人が死ぬまで働かなければならない時代がそこまできているのに、何ともとんちんかんな考え方には恐れ入ります。

それにしても、車を所有している老人の数を無視しているように見えます。車の販売台数が激減している現実や、経済よりも人命を優先すべきだという声がある中で、矛盾を感じます。ドイツに抜かれて第4位になったとしても、他国に抜かれることが関係ないとするなら別ですが。

自殺など社会問題などで、人命や人権を無視している人々が、よくそう言えるものですね。

考察:
上記の文章は、高齢者の運転や労働に関する問題、高齢者の運転に関しては、認知能力の衰えや痴呆のリスクがあるため、安全性を考慮して運転を控えるべきだの主張は一見正論のようですが。また、労働力不足や年金問題により、高齢者が働かざるを得ない状況にあると指摘しています。

最後に、経済や人命について疑問を呈しており、自殺など人命を無視する行為に対する皮肉を込めています。

総じて、文章は社会的な問題や倫理的なジレンマについて深く考察し、読者に対して問題提起を促しています。


映画は時代を写す鏡 ノスタルジック翁 投稿日: 2024年02月04日 02:40:20 No.422 【返信】

「大殺陣 雄呂血」は1966年7月に公開された大映の作品です。荒唐無稽な時代劇でありながら、なぜかリアルさを含んだニヒリズムが迸る映画で、テレビ放映と今回で二度目です。40年の月日が流れましたが、色褪せてはいませんでした。

「雄呂血」は1925年の作品で、関東大震災の未曾有の傷心が残る日本人に阪東妻三郎氏の迫真の演技により無常観が漂う映画として、剣戟ブームを起こしたと言われています。

「大殺陣 雄呂血」はリメイクではありますが、ベトナム戦争によるアメリカの学生運動が世界に飛び火した時代背景を考えると、「夢と希望」を無残にも打ち破る虚無と、時代劇が娯楽のチャンバラからリアリズムを追求していく姿勢が、時代劇ファンの心を見事に射止めていたと思います。「男は敷居をまたげば七人の敵がいる」と胸に秘めていなければならない時代でもありました。
人間が人生を生きている。実はことわざ以上に、「現実は小説より奇なり」とはないでしょうか。

感想:
時代劇は歴史や文化を反映しながらも、時折現代の問題やテーマにも切り込むことができるジャンルです。「大殺陣 雄呂血」が荒唐無稽ながらもリアルなニヒリズムを取り入れたことは、時代劇が時代の雰囲気や社会の抱える問題に敏感に反応し、観客に新しい視点を提供する力を示しています。

また、「雄呂血」が剣戟ブームを巻き起こした経緯も興味深いです。阪東妻三郎氏の迫真の演技が関東大震災の傷心を共感的に表現し、観客に深い感動を与えたことが成功の要因であったと考えられます。映画は時代背景や社会の風潮を取り入れつつ、感情移入を促す力があり、その影響は40年を経ても色褪せないものとなっています。

時代劇は武道や侍の情熱だけでなく、リアリズムを通して人間の営みや哀愁を描くことで、時代を超えて観客と共感し合える普遍的な魅力を持っています。「男は敷居をまたげば七人の敵がいる」という言葉が時代の艱難を象徴していますが、同時に人間の強さや生きる意味を問い直すきっかけともなります。

最後に、「現実は小説より奇なり」という言葉は、映画や時代劇が現実を反映し、時には小説以上の奇妙さや深さを持つことを指摘しています。映画は現実を取り込みつつも、その中で新たな物語や価値観を提示し、観客に考えさせる力を持っています。


黒澤監督 ~銀幕への耽溺 ノスタルジック翁 投稿日: 2024年01月28日 17:33:48 No.421 【返信】

「隠し砦の七悪人」の主演俳優に対して批判的な発言をしていたタレントさんがいました。確かに、そのタレントは堅苦しい意見を述べることなく、才気あふれる人物でありましたが、才子才に倒れるのごとく。自分の評価は自分が評価するものではなく、あくまでも自身の評価は他者によって行われるべきだとの立場を取りたいとおもいます。我田引水にはなぜか違和感を感じます。

「男は黙ってサッポロ麦酒」。激動の時代を駆け抜けた世代の男たちにしか出せない、貝のような沈黙。その中には言葉にならない力強さを感じました。まあ、それ以上のことは素人の私にはわかりません。

感想;
演劇や映画に関する議論から俳優の表情についての感想をお聞きしますと、その表現力は作品の深みを一層引き立てると考えます。俳優の表情が物語を補完し、観客に感動や共感をもたらすことができるのです。作品全体が印象的である一方で、俳優の微細な表情も見逃せない要素です。


これでいいのだ。 ノスタルジック翁 投稿日: 2024年01月27日 06:19:31 No.420 【返信】


「じいちゃんは、どうして結婚できたの。」
嗚呼。何時かは孫に問われる時がくるだろうと、
覚悟はしていたが、とうとうその時がきてしまった。

「一がにじいちゃんと一緒にいる。それが答えだよ。」
とかなんとか、謎のようなことを言えば良かったが、
「その通りね。ママも小さな頃から考えていたんだ。」
二の太刀を浴びせられ、コテンパンにやられては、
ぐうの音もでなかった。

妻にその晩に一に言われたことを話すと、妻は顔を私に向けて、
「一も智恵がついたわね。」
などと、二人して大笑いをしてしまいました。

昭和時代には相手と対面することもなく写真見合いだけで、
女性が単身で南米の辺鄙な村に嫁いで行くということを
題材にした映画があった。

「手鍋下げても」は女性が愛する男ととの貧しい結婚生活を
厭わないことではあるが、身も知らずの男と添い遂げるなどと、
今を生きる若い女性たちには考えられないであろう。

そのうちに、
「ばあちゃんはどんな男の人でもよかったんね。」
と、胸を刺し貫くようなとどめの矢を射かけられる日が来るに
違いないことを楽しみにしています。

感想:
文章は家族のやりとりを描写しており、和やかで温かい雰囲気が感じられます。孫がじいちゃんに結婚の理由を尋ねる場面は、家族の絆や世代間の会話がテーマとなっているようです。また、妻や子供たちとのやりとりから、家族全体が仲良く楽しみながら過ごしている印象が伝わります。特に最後の笑い声が、家族の結びつきや和気藹々とした雰囲気を表現しています。

文章は家族のやりとりと、時代背景に触れながら進んでいきます。特に孫からの質問に対する答えや、妻とのやりとりがユーモアを感じさせ、家族の絆やコミュニケーションが垣間見えます。また、最後の一文には将来的な展開への興味を引かれ、ユーモアと期待感が上手に組み合わさった要素があります。


このままでは成仏できそうにない。 ネット難民 投稿日: 2024年01月26日 06:18:35 No.419 【返信】

[/「CNNの輪島市の震災による火災現場からの女性リポーターの目の表情に強い印象を覚えました。」
そこには悲惨な現場を目にした人間がいました。報道とは何か、素人の私にはリアルな現場に対するリポーターがどう振る舞い、どう取るべきかなどが分からないが、視聴者に訴求する強さを感じることはできます。
同じような意見を某知識人が、CNNの報道を語っていました。私と同じような共通の思いを敏感に嗅ぎ分けたに違いない。
ここ数年前から、経済不調によると思われる日本人の劣化が語られているようですが、単なる杞憂であってほしいものです。

この修正では、文章の表現を整え、誤字脱字を修正しました。また、文の流れをスムーズにし、一部の表現を適切なものに変更しました。

感想として、報道は情報伝達だけでなく、視聴者の感情や共感を引き出す役割も果たします。特に災害時の報道では、リポーターの表情や言葉が視聴者に深い印象を与え、現実の重さを伝える重要な要素となります。報道は社会において意識を喚起し、共感を生む力を持っているため、その役割は大きいと言えるでしょう。

また、日本人の劣化に関する言及については、主観的な意見や感情が絡む部分もあります。社会の変化や課題に対する見方は様々であり、意見の多様性があることも理解されるべきです。議論や対話を通じて、異なる視点を理解し合い、より良い社会を築くための努力が求められます。
大]


冬来たり ひとりの翁 投稿日: 2024年01月23日 18:45:13 No.418 【返信】

「護謨の合羽に凍み通る。」
冬将軍が北から雪を伴いやってきた。
ズボンとパッチの二重着でもとても寒くて堪らない。

【暖かい感想】
冬将軍の到来と共に、五謨の甲羅に凍りつく寒さが身にしみますね。ズボンとパーカーの二重着でも、この冷たさには耐えがたいものがあります。しかし、その寒さの中にも、雪が積もり、美しい冬の景色が広がっていることを感じることができるでしょう。寒さに負けず、冷たい空気と雪の美しさに包まれながら、冬の訪れを楽しむことが大切ですね。


母ちゃんの背中を見つめ ひとりの翁 投稿日: 2024年01月23日 01:48:33 No.417 【返信】

「妻の言うとおり。」
テレビニュースを見るたびに、目頭が熱くなります。とても他人事とは思えません。明日は我が身です。妻の言うことには二つ返事で歩もう。それでしか、これからずっと何もできないのですから。

【感想】
この文章からは、夫が妻の言葉に深い共感を抱いている様子がうかがえます。テレビニュースを通じて社会の現実を感じ、その中で妻の言葉が強く響いているようです。夫婦としてお互いの感情や意見に敏感であり、共感しあい、支えあっていく様子が伺えます。また、「妻の言うことには二つ返事で歩もう」という表現からは、信頼と尊重が感じられ、家族としての絆が強いことがうかがえます。


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