冬季合宿中の低体温症(乗艇中のバックスプラッシュによる)
| 和歌山県SAの古川様より、インシデントレポート投稿フォームより報告がありましたので、概要を転記いたします。 【事実経過】 場所:河川 日時:2025年12月13日(土) 16時ごろ 風向・風速:- 天候:晴 気温・水温:11度(推定)・水温不明 関係する艇・船舶:4×+ 人的損害:低体温症1名(症状発生から約1時間安静にした後回復) 物的損害:なし 【インシデント概要】 県内で行われた合同合宿中、午後の水上練習において男子部員1名が低体温症となった。穏やかな天候下で約100分間の周回練習を行っていたが、途中で風が出て水面が荒れ、他の漕手のスプラッシュにより衣類が湿潤した状態で練習を継続した。冷えを感じながらも支障はないと判断し、そのまま高強度メニューを行った。練習終了から帰艇までの約10分程度帰艇後に当該漕手が強い震えを訴えた。艇庫では暖房下で濡れた衣類を脱がせ、毛布、カイロ、湯たんぽなどを用いて保温対応を行い、15分程度で会話ができる程度まで回復し、さらに30分程度安静にした後お迎えに来た保護者に引き渡し帰宅した。 濡れた衣類での長時間練習、日没に伴う気温低下、日陰となる場所での帰艇が主な要因と考えられる。 ※低体温症は艇の沈や水没による事例が多く報告されていますが、それらがなくても低体温症の危険がある事例です。冬期の練習においては、このようなリスクも頭において、早期申告と練習中断の重要性をもう一度確認しましょう。 |
| 低体温症対策については、ローイングマニュアルP79ページをご参照ください。 |