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伊那下神社献詠歌まき
山人 投稿日:2012年01月30日 17:51 No.71 【Home】
昭和十一年 折にふれて
【 巌寒の梅を咲くを見て 】

なせばなる色の口思えば人の手に色香ゆかしき室咲きの梅

木枯らしのふきてきほへる川柳折れぬ雄々しさ見よや世の人

国のため身を色すてよとはげませと猶祈らるゝ武士の身を

憂き事のかつある世とはしりながら幸なき身こそ悲しかりけり

初日の出森に匂いて家々に朝げの煙り太く立つ見ゆ

鏡なす大海原は風なきて浪たにたたぬ御世の春かな

霜にたへ雪をしのきし梢より春さきかけて匂ふ梅かな

美しき花に咲き出て皇国の寶とならむはしき学児

いや日けにいそしみ励む学児はやがてみ国の寶なりけり

いたらざる身をも忘れて声高く人のよしあし諭ふとは
昭和十五年 折にふれて

萬民一つ心になりぬれは如何なる事もとけさらめやは

大空のまもりかためて家事に業をきたへむ睦みあひつゝ

何事もきそひてすすむ世の中に心の紐の手つなゆるめそ

うつ太刀の音もはけしく益良夫のもゆる心を皇国にささけむ

ます鏡神代なからに幾代へて末の世まてもくもらさりけり

天地の神の恵みは生まれ来てためしなき世に逢そうれしき

國のためつくす心のます鏡かけてはけまん大君の御代

肇国の基にたちて日本のくにの姿のあらたなるかな


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