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韓国映画「アジョシ」
岡山のTOM 投稿日:2011年10月10日 17:21 No.1837
湯布院レポが終わったので、たまっていた 「映画の感想」 を次々紹介させてもらうとしましょう。 まずは、「アジョシ」。<br><br>こんなにいいとは・・・・! 超一級!!!  それ以外の言葉が要るだろうか。 何度も体の中を電流が走りました。 込み上げる涙を喉元で止めるため何度も体が震えました。<br><br>【 街の片隅でひっそりと質屋を営んで暮らす男・テシク (ウォンビン)。 元特殊部隊の隊員である彼は、過去に起きたある出来事がきっかけで心に闇を抱えていたが、隣に住む貧しい少女・ソミだけは 「アジョシ (おじさん)」 と慕い彼と心を通わせていた。 しかし、ある日ソミは麻薬密売組織に母と共に誘拐されてしまう。 彼女を救うべく、テシクはその危険な企みの渦に飛び込んでいくが――。 】<br><br>とにかく、ウォンビンがいい! 素晴らしすぎる。 韓国で 「デートで観てはいけない映画」(ウォンビンと比べられ、がっかりされてしまう恐れが高いため) と評されたのも、容易に頷けます。 なのに、というか、そういう評判が立ったためもあり、昨年度のナンバー1 ヒットを記録する事に。<br> 少女・ソミを演じるのは、昨年公開された秀作 「冬の小鳥」 のキム・セロンちゃん。 彼女がまた、素晴らしいのです。 何か月か前、このキャスティングを知って、ますます本作を早く観たくなったものでした。 ” この子のためなら ” とアジョシに思わせ、観客にも納得させなければならないのですから、役目は重大。 ―― 立派に果たしていたと思います。<br><br>「来るな、血で汚れるから」―― セロンちゃんの反応を映像で観る前に、脳裏のスクリーンに ” こうなる筈。 なってくれ!” と勝手に映写して、泣いてしまったのでした。 実際の映像も、もちろんその通りに。 こういう映画は、敵対する相手をどれくらい凄まじく、またある意味魅力的に描けるかが、重要なポイントの一つ。 組織の殺し屋ロワンが、なかなかに! 凄腕なのは勿論ですが、だんだんテシクの好敵手という感じに思えてきて、ロワンが出てくるとちょっと安心したりもしてしまうのです。 卑怯な事はしませんから。 クライマックスでは、1対1の対決が待っています。 また、韓国映画ではこれまで無能に描かれる事が多かった警察が、本作ではしっかりと捜査を行っていたのも、興醒めになるのを防いでくれ、大きなプラスポイントとなったのでした。<br><br>それにしても、ウォンビン! 右目が隠れるぐらい前髪を垂らした前半の彼も女心をとろかすに十分でしたが、連れ去られた少女を取り戻すため、上半身裸でバリカンを使って髪を短く切っていくシーンは格別でした。 男でも、しびれます! ラストは、嬉しいダメ押し。 その前で終わっても十分だったのに、あのアジョシの ” 頼み ” には、より救われた気になれたし、より唸ったのでした。<br><br>早々と2月に、今年度の外国映画マイ・ベストワンは 「英国王のスピーチ」 だと宣言した私ですが、頭を下げて入れ替える結果になるかもしれません。 たぶん、ぎりぎりまで迷うことでしょう。<br> ウォンビンへの不満は、出演作が少ないこと。 今度は、どんな凄い作品に主演して、私たちをノックアウトしてくれるのやら。 2~3年なら待てます。 どうか、オリンピックほど我慢しなくて済みますように!<br> 

観たくなりました 殿一気!! 投稿日:2011年10月12日 00:33 No.1841
岡山のTOMさん<br>いつも楽しみに読ませていただいております。<br>今井先生より先にコメントして申し訳ございません。<br>韓国映画『アジョシ』、すごく観たくなりました。<br>少女役はあの『冬の小鳥』のキム・セロンちゃんなんですね。ますます楽しみです。<br>私は月に2、3本しか映画鑑賞できませんので、狙いを定めて劇場に向かいます。最近は大阪で固めて一気に3本鑑賞というパターンが定着しつつあります。<br>この前観た映画の中では『黄色い星の子供たち』と『ミラル』が双璧。まったく趣の違う2本ですが、“希望”というか、未来への光明を暗示させる終わり方が私好みで、余韻に浸れました。『黄色い星の子供たち』のメラニー・ロランの笑顔、『ミラル』のフリーダ・ピントの美しい瞳が印象的です。<br><br>『アジョシ』観てきますね。

Re: 韓国映画「アジョシ」 岡山のTOM 投稿日:2011年10月12日 16:55 No.1842
殿一気!! さんへ<br><br>嬉しいリアクションをありがとうございます。<br>一人でも多くの方に観ていただきたくて、書き込んでいますから。<br><br>それにしても、「冬の小鳥」もご存知だし、先ごろは「黄色い星の子供たち」と「ミラル」(どちらも岡山での上映は、これから)という単館系の作品を鑑賞されているし、通ですね。 凄いです。<br>これからは、そういう映画の感想を、どんどんご紹介して下さいますように。<br><br>「アジョシ」、是非ご覧ください。

Re: 韓国映画「アジョシ」 いまいまさこ 投稿日:2011年10月16日 10:38 No.1845
TOMさん、この作品はとにかくあちらこちらで絶賛されていますね。<br>ちょうちん記事ではなく、皆さんが本気でほめている熱が伝わって来ます。<br>TOMさんの言葉も熱いですね。<br>殿一気!!さんがぐぐっと引きつけられたのも納得です。<br>(殿一気!!さんも鑑賞記をぜひどんどんご紹介くださいませ)<br><br>ビターシュガーを脱稿したら映画三昧、のつもりが、その後「てっぱん」の番外編を書き、映画とラジオとアニメを一本ずつ書き、今年はずっと走り続けている感じですが、吸収もしなくては。一段落つくまで、アジョンがロングランになっていますように。

Re: 韓国映画「アジョシ」 いまいまさこ 投稿日:2011年10月16日 10:39 No.1846
わわ、アジョンって書いちゃってますね。アジョシですね。

観てきました 殿一気!! 投稿日:2011年11月06日 14:30 No.1854
岡山のTOMさん<br>映画『アジョシ』観てきましたよ。<br>バイオレンス系の映画で、ジャンルとしてはちょっと苦手の部類でありましたが、最後までしっかり見せてくれました。ラストの部分も素晴らしいです。怖がりの私でも目を背けることなく観れたのは、撮影と編集が工夫されているからでしょうか。<br>映画の内容こそ違いますが、映画『パンズ・ラビリンス』を観たときと同じ余韻に浸りました。<br>紹介してくださってありがとうございました!



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