| トップに戻る | 検索 | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

「最後の忠臣蔵」
岡山のTOM 投稿日:2010年12月26日 16:28 No.1568
あちこちで評判になっている本作を観てきました。<br><br>酔った・・・・! <br>  映画に、 <br>    これだけのものを作り上げた<br>      プロの映画人たちの腕前に。<br><br>予想通り、泣かされました。<br>予想と違ったのが、最初に涙したシーン。<br>予告編で観た、お輿入れの日の孫左衛門(役所広司)と可音(桜庭ななみ)とのからみになるかと思っていたら・・・・。 天下の名優である役所広司と佐藤浩市の二人にあんな演技を見せられ、あんな表情をされたら、我慢できる訳がありません。<br><br>そして、何と言っても━━。<br>この映画は、ヒロイン・可音(かね)役が桜庭ななみでなかったら、ここまで観客の心を惹きつけるものにはならなかったでしょう。 彼女が役を生きた可音は、華があり気品があって、凛とした麗しい娘。 見惚れてしまいました。 新人女優賞の本命にしたい素晴らしさ!<br><br>役所さんの見事さについては、触れるまでもないでしょう。 「十三人の刺客」に続いての本作。 が、主演男優賞に推そうとは思いません。 私の中では、もう殿堂入り扱いなのです。<br><br>孫左衛門と可音をなにくれとなく世話する、元・島原の太夫だったゆう役に、安田成美。 「てっぱん」での、あかりの母親役とはがらりと違った、しっとりとした大人の女を控え目ながら力強く演じていました。 助演女優賞の候補に挙げたいぐらい。<br><br>脚本は、佐藤浩市の代表作の1本である「魚影の群れ」(相米慎二監督/1983年)の田中陽造。 何の心配もなく、物語の流れに身を委ねることが出来ました。 <br><br>ラストの10分ほど前までは、忠臣蔵なのにラブストーリーを堪能。 あのままの感じでエンドマークまで持って行ってくれても良かったのですが。 物語はここから、タイトルにある通り ” 最後の忠臣蔵 ” が描かれます・・・・。<br><br>お酒が弱く、口にするのは年間で10日ぐらいしかない私ですが、本作を観終って、何だか呑んでみたい気になりました。 極上の日本酒を。<br><br>それにしても、困ったのが・・・・。<br>今年も、キネマ旬報の【読者ベスト・テン】へ投票すべく、日本映画のマイ・ベストテンをやっと10本に絞ったところだったのに。 これ以上、1本たりとも落とせないのに! 「最後の忠臣蔵」を、いったい何位に入れればいいんだ!?(悩)<br><br>18日の初日舞台挨拶に立った桜庭ななみは、サプライズで読み上げられた杉田成道監督からの手紙に大粒の涙をこぼし、挨拶の最後で「この作品が終わっても、役所さんも佐藤さんも監督も私のことを忘れないでください」と泣きながら頭を下げていました。<br>━━ 忘れるもんですか。<br>多くの映画ファンたちだって、もちろん。<br> 

Re: 「最後の忠臣蔵」 いまいまさこ 投稿日:2010年12月31日 23:08 No.1573 【Home】
TOMさん<br><br>これ、観たいんですよ。評判すごくいいですよね。<br>ますます観たくなってしまいましたが、しばらくは映画はおあずけ。<br>でも2月ぐらいまでロングランしてそうですよね。<br>桜庭ななみさんにも注目!



Name
E-Mail
Title
URL
Icon [イメージ参照]
Key (英数字で8文字以内)
Color