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投稿者:森口誠之
清水さんと初めてお会いしたのは、十数年前。草津駅近くの商店街の居酒屋さんでした。清水さんはプロの鉄道カメラマン、私は鉄道史研究。少し畑違いでしたが、朴訥とした話しぶりに、人見知りな私も安心できたのを思い出します。住まいが近かったこともあり、何度か仕事を一緒にしたこともあります。 そんな清水さんがフィールドワークとしていたのが、ご存知、滋賀県。 写真の東海道本線草津川トンネルでは、こども連れの散歩中に、カメラを構えた清水さんに何度か遭遇しました。「大きなカメラの人」と娘も記憶したようです。同じ場所でも、少し工夫して、いろんなアングルで撮ろうと模索されていたのが印象深かったです 僕が好きな作品の1つに、湖西線の高架線をいく電車を琵琶湖の対岸から撮った写真があります。驚いてると、「守山市から超望遠レンズで狙ったんだよ」と茶目っ気たっぷりで種明かしをしてくれました。 先週末も、桜で満開となった草津川トンネルを歩いてました。ふと、どこからか、見慣れた風貌のあの人が現れるんじゃないか。真下をいく貨物列車を見ながら思いにふけっていました
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