投稿者:くすのき
> 画像はまた追ってあげますが、外形は全く同じままで、内部で4つのユニットを仕切り、左右の差信号ユニットを
> 大断面の管で連通させたというものです。中央のLとRユニットのエンクロージャーが各々独立し
> バスレフにしてます。
画像のような感じで、かなり複雑。
1枚目が、差信号ユニットを結ぶV字型の連通路がわかると思います。
連通路の上に1枚板をはって密閉して、それをユニット側から覗くと2枚目の画像のような
三角形の連通管になります。
で、その上に容積を半減化する時に切り離した後ろ半分の中に、上下(LとR)を仕切る板を
入れて(画像3)元の様に接着します。
元のバカでかいバスレフダクトから配線(ダブルコイル4個なので、合計16本!)を取り出すため、
それを避けて折れ曲がってます。
左右の差信号ユニットは逆相で動いていますので、連通することにより実質的に無限大の容積と
なることを狙ったのですが、計測してみるとそれぞれから伝わってくる時間差で、逆相が正相となる
周波数で共鳴点を持ってることがわかり、あんまりいい方法ではありません。
LRのユニットは各々約5Lのバスレフになっていて、ポートの共鳴は95Hzぐらいにとってます。
聴感で、バランスをとりましたが全体は低域が下がり気味です。