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投稿者:ウヌマ
 横から失礼します。ハイイロシロオビマダラメイガMussidia mari Yamanakaは岐阜県内6箇所の標本をもとにYamanaka(2014)が記載したガです。♂の標本はカラマツマダラメイガGryptoblabes loxiella Ragonotの標本の中に紛れていたものです。♀は写真のように♂に比べると、カラマツマダラメイガにはあまり似ていません。「日本の小蛾類」に掲載されたものは♂個体です。この種は未だに岐阜県以外からの採集記録がないので、不思議に思っています。ちなみに種小名のmariは山中さんのお孫さんの名前です。  Hagiさんのガは、私の目にはカラマツマダラメイガに映りました。YAMKENさんのガは以前よりサイトで見せていただいてますが、外横線の走り方がハイイロシロオビやカラマツとは違うように見えます。それにハイイロシロオビの採れ方からして、ハイイロシロオビがソテツと関連するとは考えられません。新種か日本未記録の種ではないでしょうか?
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