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投稿者:浩泉丸
こんなものもあるということで・・・ 仰寶の反玉手と雑銭の会の暴々鶏師が呼んでいるもの。もともとは東北の古い収集家(K氏など)がそのように呼んでいて、暴々鶏師に高額で売ったとか。肌の雰囲気的には江刺様に見えるのですけど、輪はテーパーがありますがきれいな横やすりです。銅山手の末期白銅に通じているというお話でしたが、ひさしぶりに並べてみると、(反玉寶も含めて)どこか違う気がします。金質的には私が浄法寺系としている未使用クラスの密鋳銭に近いのですけど、背はかなり深いです。密鋳銭同じものがないですね。 踏潰広永の大様は外径が29.35~29.7㎜ほどある。ネットに出て東北のSさんと母銭?偽物?焼け伸び?なんて話しながら若気の至りで買ってしまった。虎穴にいらずんば虎児を得ず。 俯柱永など迫力ある踏潰の大型銭の中に砥石で表面が滑らかに仕上げられたものが見られます。表面の砂磨きがほとんど観察できないので、実は入手後はローラー延展を疑っていましたが、内径は普通銭と同じでその可能性は低そうです。見ていただいた方の多くも肯定的でした。輪にある瑕の位置がハドソンの「東北と北海道の貨幣」掲載の母銭と同じで、どうやら親子(兄弟?)の関係みたいです。踏潰の大様はこれが限界かしら。以下のURLは必見ですよ。 http://kosenmaru.sub.jp/kannei49.html
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