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投稿者:藤吉功
春を待つ樹木たち。カツラ科カツラの冬芽は、鱗芽で対生。枝先には仮頂芽が2つ(写真1枚目)。樹高30mにも達する落葉広葉樹で、野幌、“昭和の森”には記念樹が聳えていますが、巨樹・巨木にしては驚くほど枝葉が繊細で、葉痕も小振りです。初夏に咲く雌花の花柱は紅色(写真2枚目)、雄花の葯は藤色から紅紫色(写真3枚目)。新芽は紫がかった赤色で、樹冠を美しく彩り、いつしか緑色から、秋には黄葉し、落葉すると甘―い香りが漂います。ちなみに、日本特産種で、英語表記はズバリ「Katsura tree」です。
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