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投稿者:@nagoya
皆様おはようございます、お疲れ様です。本年もよろしくお願いいたします。いっぱいになりましたので新規にて失礼いたします。まずは、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。 さて、今までに能登ラインからと思われる、肉眼での雲風景はいくつかご報告させていただいております。 しかしながら、地震は本震がM7.6という破格の規模でしたので、名古屋との距離間からも今までご報告させていただいたような「形状として確認できる」レベルではなく、「全天を覆い、360度視界の開けた場所からの観察でやっと方位性の絞り込みが可能。パッと見は雨雲のようだが、じっくり観察すると雲内の畝などの規則的な並びに加え、それらのある程度の時間的継続や方位性の維持など、意図的な違和感を感じる」レベルのものが出ていたと推測します。もちろんこれらの観測にあたっては長時間を要することは言うまでもありません。 ちなみに、M6のエネルギーは広島型原爆ひとつ分に匹敵するそうです。Mが1上がると約32倍のエネルギーとなるので、単純に考えるとM7は32個分。能登はそれをはるかに超えています。名古屋でも震度3で20秒近く揺れましたが、200Km以上離れていてもこれほどまでに地面を動かすのですから・・・。 さて、現在私はいわゆる「ヒマジン」で、日中は空ばかり眺めて張り込みをしており、肉眼での予兆症状は大体10日程度前から見られることが多いのですが、それに見合う症状は分かりませんでした。考えられる理由は二つあります。 ①雨天などで当地の気象条件が悪かった。  ②症状が夜間の発生で分からなかった。 です。加えて、ネットなどで調べても、まったくと言っていいほど「これは!?」というような、肉眼での空の異常は報告されていないようです。 ただ(もっともっとサンプルを集める必要はありますが)予兆症状にはどうも、次の三つのパターンの出方があるようなのです。 ①肉眼では見られたが、気象衛星では見られていない。  ②気象衛星では見られたが、肉眼では見られていない。  ③肉眼でも気象衛星でも見られた。 *気象衛星画像は、一般の方でも見られるポピュラーな、ごく普通のサイズのものを常に使用し、画像同志も比較しやすいようにしています。 気象衛星画像には低空の雲は映りにくいのですが、地震の予兆症状は高低の関係なく発生するようなのです。また、これもさらなるサンプルの収集が必要ですが肉眼での予兆症状と衛星画像での予兆症状には次のような違いもある感じがします。 ①肉眼での予兆症状は、10日程度以内での地震発生が多い。 ②衛星画像のみの予兆症状は、1~2か月ほどのスパンをとることも少なくない? もちろん、一か月前に衛星画像で予兆が見られたのち、1~10日程度前に肉眼でも予兆が見られることもあるようです。もしかしたら今回の地震も、私たちの分からない条件の時間帯に予兆の発生があったのかもしれません。 長くなりはなはだ恐縮ですが、それらを踏まえて、衛星画像で特に気になったものをまとめてご報告させていただきます。とはいえ、立証されたものでは全くない一素人の観測遊びですので、あくまでもご参考ていどにてお願いできれば幸いに存じます。よろしくお願いいたします。 まずは昨年2023年11月17日にNo.4890でもご報告させていただいているものです。能登~佐渡近辺を通過する時間帯に意図的とも思える美しいR形状のカットラインを見せています。
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