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投稿者:組長
《インドの人気男優S・シン・ラージプートが主演の心温まるコメディ。 大学受験に失敗したひとり息子が重傷を負って入院する。 彼を励まそうと、両親の親友たちが集まる。 「ダンガル きっと、つよくなる」のN・ティワーリ監督が、大学の学生寮で暮らした仲間たちの1990年代とその後の人生を交差させながら、彼らの友情や子どもたちの絆をユーモアたっぷりに描く。 大学時代、“負け犬”と呼ばれていたラージプート演じるアニのほか、個性的な面々が見せる青春グラフィティはどこか懐かしさを感じさせ、親になった彼らの再会でアニの息子の心が変化していく姿は子どもを持つ親世代にぐっと刺さって感動させる。 インド映画らしい音楽演出やカーテンコールも楽しい見どころだ。》 別にシリーズでも何でもないのですが、インド映画で「きっと~」という題名作品はすべて傑作です。 本作も含めて。 「きっと、うまくいく」が最高でしたから。 大学の寮生活グラフィティがメインです。 これを重傷の息子を元気付けるために仲間が集まって、物語るという構成になっています。 なんともわかりやすく、ベタな展開ですが、これが実に感動させます。 こんなベタな話、恥ずかしくて作れないかもしれないのを堂々と作ってます。 ダメダメな連中がエリート集団に挑戦していく展開、熱くなります。 そうなんです、途中からスポ根物の展開に。 ただし、練習で頑張るんじゃなくて、いろいろズルしながら戦います。 そして最後、バスケットボールの試合、このシュートが入るかどうかで勝敗が決まる。 ボールが弾んで弾んで、結果は……。 結果はご覧あれ。 キャラクターがすべて立っています。 それぞれ、みんな個性的に描かれて、非常にわかりやすい。 インドは受験社会なんですね。 100万人が受験し、1万人しか合格しない。 そうです、合格した時のことしか話さない親は猛省しないかんのです。 そして、実はここが一番なのですが、ヒロインです。 シュラッダー・カプールが最高にかわいい。 彼女を観ているだけで癒されます。 ここで点数がぐんと上がります。 2019年。143分。WOWOW。4.0。
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