投稿画像

2

投稿者:藤吉功
春を待つ樹木たち。マタタビ科サルナシの冬芽は、隠芽で互生。冬芽は、円形に隆起した“葉痕”上部の膨みに埋もれ、文字どおり隠れています(写真1枚目)。芽吹きでは、葉枕と呼ばれるその膨らみの部分を突き破って、ニョッキリと角が生えてきたみたい(写真2枚目)。日当たりの良い林縁で、他の植物に絡まってどんどん蔓を伸ばし、葉を茂らせてたくさんの花々をつけます(写真3枚目)。ちなみに、雄花と両性花があり、後者に美味しい“コクワ”が実ります。
投稿記事
画像を拡大