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投稿者:ナレーション・トゥルクにて
トゥルクはフィンランドにおける古都であり、フィンランド大公国以前はむしろフィンランドの中心都市であった。 この地はフィンランドがスカンジナビアに併合されて以後も、フィンランド系将校が多く駐在していた。 その折、ヴィロライネンによるラプア系の蜂起と独立宣言により、反ストックホルム感情が爆発。 フィンランド王国の大将であったタルヴェラがスカンジナビア系司令部を追い出して軍を乗っ取った。 しかしながらトルニオにヴァイノ1世が入ったとの話を聞いたタルヴェラはこちらに忠誠を誓ったため、 北からはヴァーサ共和国、東からはヴィロライネン政権の攻撃を受けるようになった。 スカンジナビア連合王国はフィンランド国民政府からの要請により、不承不承海路からの補給を行っていたものの、 北及び東からの圧力、そして北からのフィン系難民と東からのスヴェーア系難民により、 トゥルクの情勢は不穏なものとなっていた。 一方で、マンネルヘイム攻勢の情報がトゥルクに入ったことで、タルヴェラ大将はこれに呼応する動きを進めていた…。
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