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投稿者:ロバート・ワイズ
[YouTube:B_1MVsjgccg:R] サウンド・オブ・ミュージック(原題: The Sound of Music 米国) 1965年 全米年間興行収入ランキング1位 1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻るのだが…… 監督 ロバート・ワイズ 代表作 『地球の静止する日』『ウエスト・サイド物語』『砲艦サンパブロ』 脚本 アーネスト・レーマン 代表作 『麗しのサブリナ』『王様と私』『北北西に進路を取れ』 音楽 リチャード・ロジャース、オスカー・ハマースタイン二世、アーウィン・コスタル 主演 ジュリー・アンドリュース(マリア) 代表作 『メリー・ポピンズ』『ビクター/ビクトリア』『プリティ・プリンセス』 原作 リチャード・ロジャース、オスカー・ハマースタイン二世 ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』 上映時間 174分 登場人物 マリア・アウグスタ・クチェラ: 修道女見習い。 ゲオルク・フォン・トラップ: 旧オーストリア=ハンガリー帝国海軍の退役軍人。大佐。(クリストファー・プラマー) 代表作 『12モンキーズ』『ドラゴン・タトゥーの女』 マックス: トラップ大佐の友人。(リチャード・ヘイデン) 代表作 『永遠のアンバー』『失われた世界』『ヤング・フランケンシュタイン』 エルザ: 相当な資産家の伯爵夫人。(エリノア・パーカー) 代表作 『探偵物語(1951)』『黒い絨毯』『黄金の腕』 ロルフ: 郵便配達人。(ダニエル・トゥルーヒット) 修道院長: ノンベルク修道院の長。(ペギー・ウッド) 代表作 『不死鳥』『スタア誕生(1937)』『砂漠の女王』 【起】 1930年代、ドイツ併合直前のオーストリア、ザルツブルグ。修道女のマリアは天真爛漫で、今日も修道院を抜け出し山で歌を歌っていた。修道院長は彼女が神に仕える覚悟を持つためには外の世界を知る必要があると考える。マリアは妻と死別した海軍の英雄フォン・トラップ大佐家で、子供達の家庭教師として働くことになった。 トラップ大佐には7人の子供がおり、彼らの悪戯に家庭教師が既に11人も辞めていた。軍隊のように規律正しく子供達が躾けられているのを見て、マリアは憤慨する。このように歌も笑いも無い家になったのは、トラップ大佐の妻が亡くなってからだそうだ。子供達はマリアにも悪戯を仕掛ける。しかし夕食時にマリアがこれを「温かい歓迎」だと語ったことで、子供達は泣き出してしまう。 電報配達人のロルフが、トラップ大佐宛に電報を持ってきた。トラップ大佐はしばらくウィーンへ行くことになる。ウィーンにはトラップ大佐の恋人・エルザ伯爵夫人や子供達が慕うマックスおじさんがいた。トラップ家の長女リーズルは、ロルフとこっそり会うため夕食の席を抜け出した。父に内緒で付き合っている2人は、愛を語り合う。 ドアに鍵が掛かってしまい、リーズルはマリアの部屋から家に入る。他の子供達も雷に怯えてマリアの部屋にやってきた。マリアと子供達はすっかり仲良くなる。 【承】 マリアはトラップ大佐がウィーンに行っている間に、古いカーテンで子供達の遊び着を縫い街や山へ連れ出した。子供達は父親の注意を引くために家庭教師に悪戯を仕掛けていたという。マリアはドレミも知らない子供達に歌を教え始めた。エルザ伯爵夫人に歓迎の歌を歌おうと考えたのだ。 トラップ大佐が、エルザ伯爵夫人とマックスをつれて屋敷に戻ってきた。ロルフがまた電報を届けに来るが、彼はすっかりナチスドイツに傾倒しているようだ。オーストリアへの愛国心が強いトラップ大佐はこれに怒り心頭だ。オーストリアとドイツとの合併が現実味を帯びてきていた。 屋敷横の湖をふと見ると、マリアと子供達がボートに乗って騒いでいた。怒ったトラップ大佐は子供達を屋敷に戻し、マリアをクビにしようとする。しかしその時、屋敷の中から美しい歌声が聞こえてきた。子供達がエルザ伯爵夫人のために歌っていたのだ。トラップ大佐はその歌声に思わず聞き惚れ、一緒に歌い始めた。トラップ大佐は子供達と触れ合ってこなかったことに気付き、マリアを引き留めた。トラップ家に音楽が甦った。 マックスはトラップ家の子供達を自分の主催するザルツブルク音楽祭に出演させたいと申し出るが、トラップ大佐は公衆の面前で子供達を歌わせることには大反対だ。エルザの提案で、屋敷でパーティーが開かれることになった。マリアは中庭でトラップ大佐と踊り、顔を赤らめる。それを見たエルザは、マリアとトラップ大佐の間に恋心が芽生え始めていることに気付く。子供達が部屋に戻った後、エルザはマリアの恋心を指摘し釘を刺した。もうここにいるわけにはいかない。そう思ったマリアはその晩のうちに、本当の理由を一家に告げず、トラップ家から立ち去った。 【転】 マリアが「修道院が恋しくなった」という手紙だけを残していなくなり、子供達は落ち込んでいた。エルザとトラップ大佐は結婚を決めるが、エルザと子供達はまだ打ち解けていなかった。子供達は修道院へマリアを訪ねに行くが、マリアは部屋に閉じこもり会うことはできなかった。修道院長はマリアがトラップ大佐に恋していることに気付く。修道院長はマリアに、隠れずに自分の生きるべき道を探すよう告げる。マリアが戻り、子供達は大喜び。しかしマリアは、トラップ大佐の婚約を聞き言葉を失ってしまう。 その夜、トラップ大佐はバルコニーから、マリアが散歩する様子を見つめていた。トラップ大佐彼女への気持ちが本物だと気付いたエルザは、自ら婚約解消を申し出る。トラップ大佐はマリアを追い、愛を告げた。お互いに想い合っていたことを知った2人は結婚した。 オーストリアがナチスドイツに併合された。トラップ大佐とマリアはハネムーン中、マックスはその隙に、子供達と今夜のザルツブルク音楽祭のリハーサルをしていた。そこにナチス政府の司法長官が現れる。彼はトラップ大佐を探していた。ロルフもトラップ大佐宛の電報を届けに来た。ロルフはナチス側のもっと重要な職に就くのだと息巻いていた。トラップ大佐とマリアがハネムーンから帰宅し、トラップ大佐は子供達の音楽祭出演に猛反対。電報はドイツ海軍からの召集令状だった。ドイツのために戦うことを断固拒否したいトラップ大佐は、家族と共に夜の内に国外脱出することを決める。 【結】 一家とマックスは車を押して秘密裏に屋敷から出ようとするが、司法長官の待ち伏せに遭ってしまう。そのまま司法長官に任地まで護送されるのを避けるため、一家は全員で音楽祭に出るのだと主張する。音楽祭で一家は歌を披露し、トラップ大佐が祖国オーストリアを想い歌った「エーデルワイス」に、会場は1つになる。一家は審査結果発表待ちの間に、会場から逃げ出した。 トラップ一家は修道院長達の手助けを受け、国境の道路は封鎖されてしまったと教えられる。修道院長は徒歩で山越えしてスイスに抜けるのがよいとアドバイスしてくれた。ナチスの追手が修道院にもやってきて、一家は物陰に潜む。しかしリーズルが、その中にナチスの親衛隊となったロルフがいるのを発見してしまう。トラップ大佐はロルフを説得しようとするが、ロルフは仲間を呼んでしまった。 追手は一家を車で追いかけようとするが、修道女達が車を故障させてくれていた。トラップ一家は無事逃げ出すことができ、山を越え、スイスへ向けて歩いて行った。 The End _MIHOシネマ 第38回アカデミー賞 作品賞 監督賞 編集賞 編曲賞 録音賞 受賞 みんなの評価 4.52/5.0 最高 (^0^) とにかく音楽が素晴らしい! ストーリーも実話という話題作。 ジュリーアンドリュースの超はまり役。 絵にかいたような名作です。 最低 ( ` 3´) 長い。退屈。面白くないの三拍子揃った駄作。
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