投稿者:5期生 ひろせ
11月18日土曜日、夜大阪へ。腹ごしらえをした後、22時台の特急こうのとりに乗車。
この日は、終点の福知山駅でそのまま車中泊に。1人で2席確保してくれています。
11月19日日曜日、4:20に特急こうのとりが動き始めました。
列車は、まだ薄暗い和田山駅に到着。
和田山駅からは、旅行会社がチャーターしたマイクロバスに乗車、まず立雲峡へ。
立雲峡の駐車場は、大変混雑。皆「天空の城」見物を狙っています。
展望台への登山道も数珠つなぎ。しかし、寒さ対策をしている人はまだしも、手提げバッグを持って電灯なしで暗い登山道を登っている人も少なくない。
私は、ノルディックポールは勿論、LED照明をポールに取り付けて準備。おかげで支障なく登れました。
ダウンジャケットのポケットには、熊除けの電子ホイッスルが入っていましたが、人の声や足音が大きいので、出番はなし。
立雲峡、40分ほど山道を登って一番上の展望台に到着しました。5:45に到着した時にはまだ暗く、向かいの山にある竹田城はライトアップされていました。
しかし、バスで道路を走っている時に霧に遭わなかったので、危惧していましたが、雲に浮かぶ天空の城になりそうにありません。
そのうち、朝日が竹田城に指してきました。
雲海に浮かぶ天空の城は見損ないましたが、朝日に輝く竹田城。
思っていたより広範囲に広がる石垣。
「東洋のマチュピチュ」と評されることもありますが、私は竹田城は竹田城やろー、とそれを嫌いますが、そう表現したくなる気持ちはわかります。世界遺産レベルです。
それにしても、雲海が出ないとわかった途端に下山してしまった人々はいったい。。。朝日に輝く竹田城趾を観たら感動できたのに。
バスに戻ると、朝食の幕内弁当が用意されており、食べたり、トイレに行った後、向かいの山の竹田城趾へ。
山城の郷という道の駅に立ち寄りましたが、「山城サミット」というイベントが開かれており、私の故郷の越前大野城の名前もちらり。越前大野城も天空の城で知られています。
竹田城趾は、駐車場から800m歩いて登りました。
向かいの立雲峡から眺めたとおり、立派な石垣が広がっています。
私などが設計すると、石垣を平面的に配置したのでしょうが、竹田城の石垣は立体的に配置されており、眺める位置や角度によって違った光景が見え、建物がなくても視覚的に楽しめます。
建物がないことによって、敷地内の死角が少なくなり、かえって楽しめているのかも知れません。
その後、道の駅まほろばの里で昼ごはんを食べ、和田山駅から特急こうのとりに乗って大阪に戻りました。帰りは1人1席でした。当たり前か。