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投稿者:永井
今夜は二度目のお月見「後の月」です。 旧暦8月15日の月が一度目の月見で知られる「中秋の名月」で中国から伝わった行事ですが、後の月は日本発祥の行事です。 早い時間帯は雲の中で見られなかったお月様が薄雲を通して見られる様になった段階で、望遠鏡をセットし・撮影した名月をご覧下さい。 中秋の名月には「芋名月」の別称が有りますが、今夜の名月は、写真にも入れましたが「豆名月」「栗名月」の呼び名が有ります。その時期に収穫されるもの・ と言う事と思われますが、南北に長い我が国の場合、地区によっては合致しない場合も有りそうです。 平安時代に醍醐天皇が、月見の宴を催し詩歌を楽しんだのが、十三夜の月見の始まりではないかという説があるそうですので、その時代の都である京都当りが基準なのかも知れません。 * 醍醐天皇:第60代天皇で在位は897~930年の33年間。天神様でおなじみの菅原道真は異母弟に当たる。 もう一つ、月見と言うよりはその昔「収穫祭」の意味合いが強い月に絡む行事が有ります。 殆どなじみの無い「十日夜」と書いて読みは(とうかんや)旧暦10月10日の行事で、今年・新暦では11月22日に当たります。 1つ言い忘れていました・十五夜と後の月は両方見ないと「片月見」とか「片見月」と言われて忌み嫌われたそうな・・・それも同じ場所で見るのがいいそうです。 なんて、完全に迷信ですからお気になさらない様お願い致します(笑)
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