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投稿者:リンドホルム伯パウル
さて。 あの邪魔な大災厄派も消え、伝統派貴族も失態を晒したところで、我々の持つ企業とその構成についてお話しよう。 :オリエント海運株式会社 エベルトーネ公、キルナ男爵、私の三人で全ての株式を保有する非上場企業だ。 この企業は表向き海運業を営む企業であり、船の運用とリースを主とする。 これは本社をペルシャに置いた企業であり、スカンジナビアよりも租税的に有利である。 我々レジティマ派実力貴族集団がビジネスを行う上での旗艦となる企業である。 :リンドホルメン製薬研究所 これは私が株式の100%を保有する製薬企業だ。 内部では或る特定の物質の濃縮等々を研究している。 あくまで『それ』そのものではなく『それ』に似た物質の精製を研究することで 表向きの合法性を担保する。 :複数の海運中小企業 それぞれ、私やエベルトーネ公、キルナ男爵に莫大な借金を持つ連中の名義で立ち上げた企業だ。 これらの連中にオリエント海運株式会社が保有する工船・タンカーを運用させる。 工船ではそれぞれの『薬品の精製・圧縮』を行わせる。 タンカーでは『丸太・人形』を輸送する。 また、これらの『丸太・人形』を海上で養うための食品輸送会社も同様に我々に負い目を持つ企業に 格安でやらせる。 :人材派遣会社『リクルート』 中国、インド、中東、ヨーロッパ、新大陸…… 汎ゆる地域の難民達の就業支援を行うキルナ男爵が100%株式を保有する企業だ。 この会社を通して人材を船に受け渡し、それぞれの場所へ配置する。 :娯楽企業『バニラ』 これはエベルトーネ公の100%株式保有会社だ。 人材派遣会社『リクルート』を通じて得た人間や莫大な借金を背負った女性達が働く企業を運営する。 :会計会社『パウダー・オーナメント』 これは上記企業の会計監査を担当する企業だ。 また、この会社を通じて上記企業の利益をレジティマ派及び青・白・金へ還元。つまり献金する。 この会社は三人の名義で保有する。 :警備会社『ブラック・ジャケット』 この企業は『バニラ』『リクルート』『オリエント海運』の事業を妨害する連中から自己防衛を図るためにある。 全員が黒いジャケットを着ており、ひと目で我々の息がかかっていると分かる。 これらの企業の資本金と当座資金は亡命イタリア人のアルフォンス・カポーンくんに出資してもらう。 さあ、我が世の春を今ここに!! (付属画像は出資者近影) ☆企業構成図☆ 『オリエント海運株式会社』 → 中小企業へ船をリース 『リクルート』       → 人材を『バニラ』及び複数企業へ供給 『バニラ』         → 『リクルート』の人材を使用し娯楽施設を運営 『リンドホルム製薬企業』  → 薬品精製研究。それらの技術を中小企業に 『ブラック・ジャケット』  → 上記四企業と中小関連企業の護衛任務 『パウダー・オーナメント』 → 上記五企業の会計監査とレジティマへの献金
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