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投稿者:きよもり
おはようごあいます。 ▼「新曲の歌詞を書くためファミリーレストランで客の会話に聞き耳を立てているらしい」。こんな噂(うわさ)がささやかれたこともあった。そう思われるほどに、女性の心理をすくい取ってきた。歌手松任谷由実さんのことだ。 ▼この時季の定番ソングとして今もおなじみの「恋人がサンタクロース」、町の灯が彩る都心の高速道路はまるで夜空へ続く滑走路―と歌う「中央フリーウェイ」…。他にも自分好みの曲がすぐ思い浮かぶ方は多いだろう。デビューしてから46年間、第一線を走り続けてきた。 ▼今年の菊池寛賞を松任谷さんが受けた。授賞理由に「歌詞は世代を超えて長く愛され、日本人の新たな心象風景をつくり上げた」とある。時代の風にも敏感だった。先の2曲に登場する女性は男性に寄り添うタイプだが、1980年代後半からは自立する女性の歌が増える。 今日のハリコも野鳥です。
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