投稿画像
投稿者:小心者
2018.01.06Sat 05:48頃発生した地震(震源地伊豆大島近海, 深さ10km, M4.6)の長泉町観測震度は震度2でした。 南海トラフ巨大地震発生時には長泉町で 震度6弱~6強 が予測されています。 震度2と震度6弱を(地表面)実効加速度(単位:gal)で比較しますと、左図のようになります。 震度2 : 震度6弱 = 1.9 gal ~ 5.9 gal : 190 gal ~ 336 gal 震度2 : 震度6弱  =  1 : 67  ←(参考)実効加速度中央値での比 震度2 : 震度6強  =  1 : 120  ←(参考)実効加速度中央値での比 震度6の揺れは、震度2の揺れの3倍程度などと思っている方はいないと思いますが、実効加速度(gal)中央値で比較すると上記のような倍率(未体験の揺れ)となります。 【参考】 *震度計で記録された地震波(加速度)に工学的な処理を施し、次の式で「計測震度」を求めます。   I = 2 log( a )+ 0.94  (計算された I の小数第3位を四捨五入し、小数第2位を切り捨てたものを計測震度とする。) 「I 」は計測震度、「log」は常用対数、「a」は工学的に処理された実効加速度です。 ・気象庁|「a」実効加速度、「I 」計測震度の算出方法:http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/kyoshin/kaisetsu/calc_sindo.htm ・気象庁|震度と加速度:http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/kyoshin/kaisetsu/comp.htm ・計算サイト|加速度の換算:http://calc-site.com/units/acceleration        
投稿記事
画像を拡大