投稿画像
投稿者:ゲゲゲの仙太郎
先日の埼玉サボテンクラブの競り会で、2000年にサボテン趣味を再開してからは始めてかも知れない、ステノカクタス(以前はエキノフォスロカクタスと呼ばれていた)を買いました。 白玉と言って、実生正木苗はまだなかなかの値が付きますが、接ぎ木だったのでお安かった。 白玉(はくぎょく/あん蜜に入っているシラタマじゃないよ)を数年前に始めて目にした時は「えっ?」と思いました。 仙太郎が若い頃にバイブルにしていた平尾秀一さん著の原色シャボテンのカラーページに白玉の写真が載っており、前から気になっていましたし、シャボテン誌98号の平尾博さんによると、戦前に存在していた日本固有の園芸種で、戦後も存在していたのかも知れませんが仙太郎はこれまで見たことがなかったからです。 園芸種なので学名はなく、戦前は雪渓丸の学名を誤って付けられたことがありますし、戦後はphyllacanthusの学名を宛てる向きもあるようですがそれも原種の姿(細長刺)とは大きく異なるようで、だから現在の学名はおそらく正確には.spです。 戦前の白玉は当時の写真を見ると中刺がもっと細いし、平尾秀一さんの本でも同様です。 でも今出回っている白玉は姿形は剣恋玉(けんれんぎょく)に似て、中刺が幅広で短く、白玉よりは以前からある白花剣恋玉に良く似ています(但し剣恋玉は一般に主刺が3本だが白玉は1本)からその近似種ではないのかなあ・・と、これは仙太郎の勝手な想像なんですけどね。 この幅広刺の白玉の出所と命名の由来をご存知の方が居られましたら是非教えて下さい。 という訳で、仙太郎さんにしては不思議なの買いますねと言っていた純平君、これがこのサボ君を買ってみた理由なんですよん(^_^)v
投稿記事
画像を拡大