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投稿者:藤吉功
春を待つ樹木たち。ウコギ科ハリギリは、鱗芽で互生。先端の頂芽は、半球形から円すい形で、艶のある芽鱗に包まれています。枝先には、太く鋭い刺が目立ち、葉痕は、下半周に細いV字形でたくさんの維管束痕が並びます(写真1枚目)。新芽は、えぐみが強いのか、タラノキほどの被害はないようで、のびのびとした光景です(写真2枚目)。和名「針桐」の由来でもある迫力いっぱいの刺ですが、ある程度の高さまで成長するとほとんど見当たりません(写真3枚目)。順調にいけば、北国の森を代表するような巨木の一つに成長します。
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