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投稿者:楯鱗
[YouTube:cNzRaNF9PZU:R] 水中を高速で泳ぐことができるサメ。その秘密としてサメの肌につている楯鱗(じゅんりん)と呼ばれるウロコにも理由があることが知られているのですが、この鱗を人工的に作ることで風力発電所の風車や航空機をより効率化できる可能性があるそうです。 サメの皮膚は楯鱗(じゅんりん)と呼ばれる小さな歯のようなウロコに覆われている。1980年代にこの構造が見つかって以来、空気力学的な研究が行われてきたが、水の抵抗(抗力)を減らす効果について研究者の意見は分かれていた。そこで今回、米ハーバード大学の進化生物学者と工学者のチームが詳細な研究を行った。 結果は、楯鱗と呼ばれるウロコには水の抵抗を抑える以外にも揚力を高める効果があったことがわかった。 楯鱗はサメを浮かばせるためではなく進行方向にはたらくようできていて、これにより水の抵抗を抑えつつ、さらに前に進もうという力をより高める効果があることがわかった。 今回得られた知見から、例えば風車や飛行機以外にもドローンや自動車まで応用することができるのではないかとしており、楯鱗の形状を変えたり配置を工夫することで更に効率を高くすることもできる可能性がある。
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