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投稿者:松本@GPF
カタパルトグライダーのフック/持ち手-アメリカhttps://rara.jp/rubbermodel/page3関連 アメリカ式では発進時に翼の上面に気流が当たるので主翼はバンザイ破損することは無いと思っていましたが、先日強度不足の主翼で万歳破損が発生(左の写真)。主翼が万歳破損して胴体だけがどこかに飛んでいって紛失。 中央の写真と同じ設計(翼幅23cm, 中央パネルの翼弦4cm)の機体です。違いは赤翼の中央部補強は2mmバルサに対して破損機は8mmバルサの補強でした。 アメリカ式フック/持ち手では右の図の青線の経路で発進するので主翼に翼を持ち上げる方向の揚力は発生しない、揚力がわずかに発生するとしても翼を上から下に押す方向と想定していました。 事実、私のカタパルトグライダーはどれも幅3mmの胴体と主翼は瞬間接着剤接着で側面補強なしですが高速時に主翼が剥がれることは今回の事故以前は皆無でした、墜落のショックで主翼が外れることは何度かありましたが。 今回の破損はアメリカ式でも発進時に主翼に一定量の翼を持ち上げる方向の揚力は発生することを証言しています。 No. 4の表現:「アメリカ方式では機体を 青矢印の方向に引っ張るので空気はやや翼の上面に当たります。 揚力は発生しないので誘導抵抗の発生も無い訳です。」 は「アメリカ方式では機体を 青矢印の方向に引っ張るので空気は翼の正面に近い位置に当たりに上向きの揚力発生はわずかです。誘導抵抗の発生も従来方式に比べて非常に少ない。」 誘導抵抗の発生がゼロではなくわずかとしてもアメリカ方式の優位性は変わらないでしょう。
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