投稿者:きよもり
こんにちは、
▼今年も隣家の柿をもがせてもらった。大ぶりの実をコンテナ一つ分。木のてっぺん近くにはなお20個ほどが残っていたが、干し柿にして食べるにはこれで十分。隣家の主(あるじ)も「あとは鳥さ残しておくべ」と梯子(はしご)を下りた。
▼自然の恵みに感謝し生き物たちへのお裾分けとしていくつかの実を残す「布施柿(ふせがき)」や「木守柿
(こもりがき)」と呼ばれる風習である。初雪の頃になればヒヨドリやムクドリが集まってくるだろう。冬、
雪をかぶった朱色の実を啄(ついば)む鳥を見るたびに、昔の人の精神文化の奥深さを実感する。
今日も紅葉です。