投稿者:Mickey
雨模様の日曜日は虫の整理と今週末の遠征に向けたパッキング&発送でのんびり過ごしました。
中小の甲虫は乾燥させたものを軟化展脚していますが、室温が高い上にエアコンをドライモードで作業しているため午前中整理すると夕方にはほぼ最終調整できるくらいまで固まるので作業が捗ります。
一方オサムシや蜂の類いは解凍物の生展なので手間暇がかかります。
特にオサムシは交尾器を抜いて内嚢標本も作るので何かと大変。
終日部屋に閉じ籠って気になっていた色んなステージの虫を整理(展脚・展翅・脱脂処置・マウント)することができ、肩は凝りましたがだいぶスッキリ致しました。
写真はセアカオサムシの交尾器・内嚢(大きいのはクロナガ)です。昨日展脚したのに、今晩微調整しようとしたら触覚とかは折損しそうなくらいに乾燥が進んでいました。
手持ちの注射針ではこのサイズの内嚢を膨らませるのが限界かも。
コバネカミキリは羽脱個体ですが、♀がこんなに大きい(30mmOver)とは知りませんでした。