投稿者:リワキーノ
k.mitikoさん
青天霹靂の事実が貴顕の人たちの子だくさんの話なのですか?
青天霹靂とまでは言いませんが、とっても意外なお答えでした。
歴史上有名な子だくさんは徳川家斉とドイツ、ザクセン選帝侯のアウグスト2世ということを覚えていたので調べたら、家斉さんは26男27女の53名。
これでも驚きなのに、アウグスト選帝侯にいたっては何と365人から382人ほどの子供の父親だったという証言があるそうです。
そのため、アウグスト2世はフランスの太陽王ルイ14世に「強王」とあだ名されたそうです。
舩津君がお笑い演劇「ノイシュヴァンシュタイン城の晩餐」でこのことに触れていましたよね。
しかし、アウグスト2世が認知した庶子はわずか8人とか。
この認知で思い出すのが、イギリスのチャールズ2世。
清教徒革命で断頭台の露と消えたチャールズ1世の長男ですが、この王様、もの凄く女好きだったらしく、認知しただけでも14人の庶子があり、愛人及び彼女たちが産んだ庶子たちに大盤振る舞いの叙爵や屋敷をあてがったために「陽気な王様」の渾名を取ったそうですが、特筆したいのはこれら自分の子どもたちには王位継承はさせず、弟のジェームズ2世に王位を継承させたことです。
なお、あまりの艶福家だった王を見かねた殿医のドクター・コンドームが王のために牛の腸膜を使った避妊具を開発したのがコンドームの始まりという説があるそうですが、これはまったく根拠の無い話だそうです。
画像は左からアウグスト2世、チャールズ2世。