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投稿者:原付板管理人
親父のバカ話伝説 原付板はSNSとかと違い、バズるとか嘘松はございません。 話をまとめるために要約したり端折る事はあっても 基本的に全て本当の話です。 管理人の爺様は、親父の弟が住む関東で亡くなったんだが、 葬儀は本家の三沢でやる事になった。 関東で手配した棺桶運びを依頼した葬儀屋が 高速道路の東北自動車道で、爺様を搭載した霊柩車が マジでかっ飛ばしやがんの! (霊柩車には葬式屋だけしか乗ってない) 深夜の高速を160キロぐらいで走る霊柩車! 普通は遺族に怒られるはずだ。常識的にそうだろ? だが、親父も若い頃は東京に住んでいて 出来たばかりの首都高で走り込んでたような奴で さらにドリキンでもあるし、面白えな…へへへ と 当時乗ってて後に管理人の初の車となる テルスターワゴンで180キロのリミッター効かせてぶち抜くんだけど 霊柩車はピッタリと付いてくるんですヨ (乗っていたのは親父と管理人のみで、 母親運転の他のきょうだいの車は普通に走ってた) んで、途中のSAトイレ休憩で霊柩車の運転手と 車談義なんかしてやがった! あんたなかなかやるねとか、馬力あんなコレとか  やっぱ洋風タイプだから風の抵抗とか気にしなくていいとか この先にオービスあるんですけど、東北エリアのオービスは知らないんで 合図をとか打ち合わせしてやがんの おいアイツらやべーぞ! と、当時子供だった管理人は呆れてたが、 でも今の管理人なら親父の気持ちがわかる… こんな面白い状況の公道レース、一生に一度あるかないかだもんな。 爺様もびっくりして生き返るんじゃねえかなとか思ったよ。 おかげでものすごく早く家に着いた。 めったに車で関東まで行く事はないが ダラバー旅全国一周とか、 買った車は一度は首都高の空気を吸わせたい という儀式をやるたびに 東北自動車道の下りを走るたびに思い出す。 昔、爺様の棺桶がここを180キロ巡行で移動したんだよな…と 今はお金が無いからワークスに首都高の空気を吸わせてやれないが スポーツカーとして産まれた以上、一度はC1を一周させ 湾岸線を流してやりたいよナ。  赤コペンはやった。 自分用の棺桶買って、お次は生前葬でもやる気かって? 死ぬ準備する奴ほど死なないもんなのヨ まだ死ぬわけにゃいかねーからな そもそも我らはバイク乗り 死と背中合わせだぜ?
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