投稿画像

0

投稿者:イングリッド・シーグフリード
物分りがいいのね。まるで犬みたい。 ……実のところを言えば、私は迷っているところがある。 例えばあのラインフェルト・シーグフリードは現実的目線から連立を構築した。 そして破れた。 有権者は狂気の担い手。暴走のためのスイッチ。ある意味では『永久の野党』とも言えるような立ち位置を求めていたのかもしれない。 そんなのごめんよ。 私達右派。北欧民族派閥は最初から最後まで与党になることを求め続けた。 野党として意見をしよう、なんて殊勝な言い回しは出来ないわ。 野党と言われれば「与党」と。 反戦と言われれば「戦争」と。 スウェーデンと言われれば「スカンジナビア」を。 そして……「スカンジナビア」と言われれば「大バルト」を、私達は望む。望み続けるつもりなの。 もはや、全権委任を求める時勢でもないわけで、そういう意味では私達は丸くなったもんだわ……ええ、全く。 どう、あなたが引くというのなら、スカンジナビアと大バルトの線まで引いてみない? 歓迎するわよ?
投稿記事
画像を拡大