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投稿者:セルジオ・レオーネ
[YouTube:WCN5JJY_wiA:R] 続・夕陽のガンマン(原題: The Good, the Bad and the Ugly 伊・独・西・米合作) 1966年 全世界年間興行収入ランキング8位 南北戦争末期のアメリカ西部。ジョーとテュコはコンビを組み、お尋ね者の懸賞金をだまし取っていた。そんなある日、逃走中の強奪犯から20万ドルが隠された場所を聞いた2人は、互いを出し抜こうと動き出す。一方、その大金を狙って凄腕のガンマンが現れる…… 監督 セルジオ・レオーネ 代表作 『荒野の用心棒』『ウエスタン』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 脚本 フリオ・スカルペッリ、セルジオ・レオーネ、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ 音楽 エンニオ・モリコーネ 代表作 『荒野の用心棒』『海の上のピアニスト』『ヘイトフル・エイト』 主演  クリント・イーストウッド(ブロンディ) 代表作 『白い肌の異常な夜』『ダーティハリー シリーズ』『サンダーボルト』 上映時間 162分(国際版) 178分(完全版) 登場人物 ジョー: 賞金詐欺。 セテンサ: 賞金稼ぎ。通称 "エンジェル・アイ"。(リー・ヴァン・クリーフ) 代表作 『真昼の決闘』『リバティ・バランスを射った男』 テュコ : 賞金首でジョーの相棒。(イーライ・ウォラック) 代表作 『ベビイドール』『荒野の七人』『ゴッドファーザー PART III』 【起】 南北戦争真っただ中のアメリカ西部の荒野。善玉のガンマン、通称“ブロンディ”は、賞金稼ぎに追われていた賞金首の卑劣漢・トゥーコを捕えて保安官に突き出し、懸賞金を手に入れます。トゥーコが処刑されようとしたその瞬間、ブロンディはトゥーコを救い出して逃亡します。二人はコンビを組んで賞金詐欺をしており、稼いだ賞金は公平に山分けしていました。しかし、そろそろこの商売も雲行きが怪しくなってきたので、ブロンディはトゥーコを見捨てて砂漠に置き去りにします。 その頃、悪玉のガンマン、エンジェル・アイはどこかに隠されているという20万ドル相当の金貨の在り処を探していました。 【承】 砂漠から脱出したトゥーコはブロンディを拳銃で脅し、散々痛めつけようとしましたが、そこに南軍の兵士の死体を乗せた馬車が通りかかりました。馬車には眼帯の男ビル・カーソンが死にかけた状態で水を求めており、トゥーコはビルから金貨を隠した墓地の場所、ブロンディは墓碑の名前を聞き付けますが、トゥーコが水を取りに行っている間にビルは息絶えました。 ブロンディとトゥーコは仕方なく再びコンビを組み、南軍の軍服を着て出発しますが、その軍服から北軍に捕まってしまい捕虜収容所に送られます。収容所には北軍の下士官として潜り込んでいたエンジェル・アイがおり、ブロンディとトゥーコが金貨の在り処を知っていると知るや手下を引き連れて金貨探しに向かいます。 【転】 エンジェル・アイの元を逃れたブロンディとトゥーコは、ちょうど北軍と南軍が激しい戦闘を交えている橋に辿り着き、流れに巻き込まれて北軍側について戦うことに。ダイナマイトで橋を爆破するなど大掛かりな戦闘の後には、両軍の惨たらしい屍の山が築き上げられていました。 ブロンディとトゥーコは我先と抜け駆けしようとしながらも目的地であるサッド・ヒルの墓地に辿り着きます。トゥーコはビルから教えてもらった墓碑の名前「アーチ・スタントン」を見つけ、掘り起こすもそこには金貨はありませんでした。そこへエンジェル・アイが現れ、金貨を巡って三人による決闘が行われることになります。 【結】 三人は同時に銃の引き金を引きますが、トゥーコの銃はあらかじめ弾が抜かれており、ブロンディはエンジェル・アイを射殺します。そしてお目当ての金貨はアーチ・スタントンの墓ではなく、墓標に何も刻まれていない無名戦士の墓にありました。ブロンディは二人の争いを避けるためきちんと金貨を山分けし、トゥーコの後ろ手を縛って、十字架の上に立たせると残りの金貨を持って馬に跨り立ち去っていきます。あわやと思われたその時、ブロンディは遠く離れた丘の上からロープを銃で撃って切り、トゥーコは金貨の中に落ちていきました。トゥーコがブロンディを罵る中、ブロンディは遠くへと去っていきました。 The End_映画ウォッチ みんなの評価 4.2/5.0 最高 (^0^) 長い。しかし、練りに練られた隙のないストーリー、アップが対応された迫力あるカメラワーク、3人の主役の味のある演技により、完璧な作品に仕上がっている。昔の映画は前半が少し退屈なものが多いが、この作品は最初から最後までスリリングなシーンが連続し見るものを飽きさせない。本格的なマカロニウェスタンはあまり見たことがないのだが引き込まれる作品だった。 最低 ( ` 3´) 大量生産ウエスタンの凡作! 当時、流行したからって機械的に大量生産されたウエスタン映画の中の一つ。あまりにも類型的でシナリオ的な面白さも映像の美しさも無い、 大衆娯楽テレビ的な作品にしかなってない。劇場で観るほどの価値は、少なくとも今は無い。
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