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投稿者:クリストファー・ノーラン
[YouTube:U6jjRFDKX94:R] ダークナイト(原題: The Dark Knight 米国) 2008年 全米年間興行収入ランキング1位 悪のはびこるゴッサム・シティーを舞台に、ジム警部補やハービー・デント地方検事の協力のもと、バットマンは街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく…… 監督 クリストファー・ノーラン 代表作 『メメント』『プレステージ』『インターステラー』 脚本 クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン 音楽 ハンス・ジマー、ジェームズ・ニュートン・ハワード 主演 クリスチャン・ベール(ブルース) 代表作 『太陽の帝国』『アメリカン・サイコ』『アメリカン・ハッスル』 原作 ボブ・ケイン、ビル・フィンガー アメリカン・コミック『バットマン』 上映時間 152分 登場人物 ブルース・ウェイン: ウェイン産業の会長。億万長者。 別称 "バットマン"。 アルフレッド・ペニーワース: ウェイン家の執事。(マイケル・ケイン) 代表作 『アルフィー』『ハンナとその姉妹』『キングスマン』 ルーシャス・フォックス: ウェイン産業社長で、テクノロジー研究開発者。(モーガン・フリーマン) 代表作 『ドライビング Miss デイジー』『許されざる者』 レイチェル・ドーズ: ブルースの幼馴染で、ゴッサム地方検事。(マギー・ジレンホール) 代表作 『アダプテーション』『クレイジー・ハート』 ハービー・デント: 新任地方検事で、レイチェルの恋人。 別称 "トゥーフェイス"。(アーロン・エッカート) 代表作 『エリン・ブロコビッチ』『ザ・コア』 ジェームズ・ゴードン: ゴッサム市警の警部補。(ゲイリー・オールドマン) 代表作 『トゥルー・ロマンス』『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』 ジョーカー: ピエロのメイクを施した素性不明の犯罪者。(ヒース・レジャー) 代表作 『恋のからさわぎ』『ROCK YOU!』『ブロークバック・マウンテン』 【起】 道化師のマスクを着けた強盗団は、ゴッサム・シティ銀行を襲った。その銀行に預けられているのは、マフィアの金だった。強盗団のリーダーであるジョーカーは、仲違いさせるように密かに仕組んでいた。強盗団のメンバーは互いに殺し合いながら金を回収した。最後に生き残った1人はマスクを外し、金をバスの中に入れて逃げ去った。その生き残った1人がジョーカーで、顔には道化師のペイントが施されていた。 黒いマントにマスクを着けたバットマンは、ゴッサム・シティの街を見守り悪人退治を行っていた。ゴッサム市警のジェームズ・ゴードンはバットマンのことを理解し、協力していた。ゴードンはジョーカーが現れたこと、マフィアの資金洗浄に使われた銀行が5行見つかったことを話した。警察はマフィアの摘発だけでなく、ジョーカーも追わなければならなかった。だが、バットマンはジョーカー1人よりもマフィアの摘発の方を優先するつもりだった。 執事のアルフレッドは、バットマンとして肉体と精神を酷使しているブルース・ウェインのことを心配していた。休暇を提案し、バットマンの味方になりうる男として新任検事のハービー・デントのことを話した。ブルースはハービーのことを知っていたが、簡単に信用することはできず彼の行動を観察していた。アルフレッドはハービーでなく彼の恋人で検事のレイチェルのことを気にかけていることを指摘するが、ブルースは認めなかった。 ハービーはマフィアの摘発に尽力を尽くしていた。ゴードンは5行の銀行の捜査令状をハービーに頼んだ。ハービーはゴードンがバットマンと手を組んでいることに気づいており、自分も仲間に加わると提案した。表向き、警察はバットマンを逮捕しようとしており、ゴードンは自分とバットマンとの関係は明言しなかった。ハービーはそれ以上話を深く掘り下げることなく、捜査令状を出すことを約束した。 マフィア達は警察に資金洗浄がバレたことについて話し合っていた。会計士のラウは警察の捜査が及ばない香港に逃げようとしており、テレビ電話を使って話し合いに参加した。ラウは警察が銀行を捜査する前に金を移送させたことをマフィア達に話した。その時、話し合いの場にジョーカーが現れる。ジョーカーはバットマンの殺しを提案し、全資金の半分を要求した。マフィア達はジョーカーの提案を鼻で笑い、要求を呑まなかった。 ラウが逃げたため、バットマン、ゴードン、ハービーは集まった。中国政府は身柄を引き渡そうとはしないため、ゴードンとハービーでは手出しができなかった。バットマンはラウを連れ戻すため、行動を開始した。一方、ジョーカーはマフィアのギャンボルを始末し、彼の組織を乗っ取った。 【承】 バットマンはラウを捕まえゴードンに託した。ゴードンとハービーが見守る中レイチェルがラウを尋問し、マフィアを逮捕するための有力な情報を得る。マフィア達はラウが逮捕されたことを知り、ジョーカーにバットマンを始末してもらうことにした。だが、話し合っている最中にゴードンと警官が現れ、逮捕されてしまう。最終的には549人の犯罪者が逮捕され、起訴された。 バットマンの仮装をした男の死体が発見された。顔には道化師のメイクが施され、トランプのジョーカーのカードが服に付いていた。カードには「バットマンよ、名乗り出ろ」というメッセージが書かれていた。ジョーカーはテレビを通じて、バットマンが正体を露わさなければ毎日市民を殺すという強迫を行った。 ブルースはハービーのために、資金集めのパーティーを開いた。ハービーのことを認めており、バットマンの引退を考えていた。一方、警察がジョーカーのカードを調査した結果、サリロ判事、ハービー、ローブ市警本部長のDNAが発見された。次の殺しの標的であることは明らかだった。ゴードンは身柄を保護するよう指示を出した。 サリロ判事の乗った車は爆発し、ローブ市警本部長はお酒に入っていた毒によって殺された。資金集めのパーティーに、ジョーカーが手下を連れて現れた。ブルースはハービーを隠した後、バットマンの衣装に着替えてジョーカー一味と戦った。すると、ジョーカーがレイチェルを窓から突き落とした。バットマンは後を追って窓から飛び出し、レイチェルを救出する。 【転】 ジョーカーによって殺された、「ハービー」と「デント」という名の2人の男の遺体が発見される。その部屋には犯行予告が置いてあり、次のターゲットが市長であることが分かった。一方、弁護士のコールマン・リースはウェイン産業を調査している中で、応用化学部でバットモービルが作られていたことを知る。ブルースがバットマンだと気づき、ブルースの代わりに会社を運営しているルーシャス・フォックスを脅した。ルーシャスは悪党と戦う力を持つバットマンを脅迫するのかとコールマンに警告した。コールマンは報復を恐れ、脅すのをやめた。 ローブの葬儀パレードが開催され、ジョーカーは市長を狙撃した。ゴードンは市長を庇い、亡くなってしまう。ハービーは次の標的がレイチェルだと知り、電話で危機を知らせた。レイチェルはブルースに助けを求めることにした。ハービーはジョーカーの手下の男を脅し、ジョーカーの居場所を吐かせようとした。コインを投げて表だったら撃つのをやめ、裏だったら撃つことにした。そこにバットマンが現れ、ハービーの行いを止めた。ジョーカーの手下の男は精神病患者で、情報を聞き出すことは不可能だった。バットマンは明日会見を開くようハービーに指示した。バットマンはマスクを脱ぎ、正体を明かすつもりだった。 レイチェルはマスクを脱ぐつもりだという話をハービーから聞き、やめるようブルースに伝えた。だが、ブルースの意思は固かった。次の日、ハービーは会見を開き、自分がバットマンだと嘘を吐いた。ハービーは逮捕されることになった。レイチェルは会見を見て、ハービーを救わなかったブルースに失望する。レイチェルはブルースへの手紙をアルフレッドに託し、警察署に向かった。 ハービーはジョーカーを誘き出そうとしていることをレイチェルに話し、護送車の中に乗り込んだ。移動している途中、ジョーカー一味に襲撃される。バットマンはバットポッドに付いているワイヤーを使い、ジョーカーが乗っている車を止めた。そして、ジョーカーがバットマンに気を取られている隙に、ゴードンがジョーカーの頭に銃を突きつけ逮捕した。ハービーはゴードンが生きていたことに驚く。報道陣はハービーの勇敢さを称え、インタビューを行った。 ゴードンは今回の功績が認められ、市警本部長に昇進することになった。ジョーカーの身元を調べるが、指紋もDNAも記録がないため分からなかった。そんな中、ハービーの行方が分からなくなる。バットマンはジョーカーを尋問した。ジョーカーはレイチェルも誘拐したことを仄めかした。しかも、2人は別々の場所に監禁されていた。バットマンはレイチェルを救いに行き、ゴードンを始めとした警察はハービーの元に向かった。その間に、ジョーカーは警官を人質に取り、電話を貸すよう脅した。ジョーカーが電話をかけると、留置所に収監されていたジョーカーの手下のお腹の中で携帯電話が鳴り、爆弾が爆発した。 ジョーカーはレイチェルとハービーの監禁場所を逆にしてバットマンに伝えていた。バットマンが向かった先にはレイチェルはおらず、ハービーがいた。バットマンはハービーを救うが、火がハービーの顔に付着していたガソリンに引火してしまう。レイチェルは救出が間に合わず、爆破に巻き込まれて亡くなった。ショックを受けるゴードンの元に、ジョーカーがラウを連れて逃走したとの知らせが入る。 【結】 アルフレッドはレイチェルから託されていたブルースへの手紙を読んだ。そこには、ハービーとの結婚を決めたこと、かつてはブルースのことを心から愛していたが今は親友として傍にいたいと思っていることが綴られていた。レイチェルの死を悲しんでいるブルースがレイチェルに選ばれたのは自分だと思っていたため、アルフレッドはその手紙を見せるのをやめた。 ジョーカーはマフィア達の前で、彼らの資金とラウに火を点けた。ジョーカーはマフィアの組織を取り込んでいった。コールマンはテレビでバットマンの正体を明かそうとした。しかし、ジョーカーの声に阻まれる。ジョーカーは正体を明かしてバットマンがいなくなれば、退屈になると考えを改めていた。コールマンを1時間以内に殺さなければ病院を吹き飛ばすと脅した。ゴードンは入院患者の移送の指示とコールマンの保護を行った。 ブルースはランボルギーニに乗り、コールマンとゴードンが乗っている車を追った。コールマンの乗った車が追突されそうになっていたため、ブルースは自分の車を盾にして守った。その頃、ジョーカーは入院中のハービーの元にいた。レイチェルを失った憎しみを利用し、言葉巧みに操った。ハービーはコインを使い、ジョーカーを殺すか殺さないか決めた。その結果、ジョーカーは無事だった。ジョーカーは病院を爆発させ、バスに乗り込んだ。 ハービーの行方が分からなくなり、ゴードンは捜索を指示した。ジョーカーはニュースキャスターと50人の市民を人質に取った。そして、テレビを通じて自分の指示通りに動くよう、市民達にゲームを持ちかけた。それが嫌なら今すぐ街を去れと指示した後、橋とトンネルは気をつけるよう忠告した。市民達はその言葉に困惑し、怯える。 ハービーは自分を監禁場所まで運んだ警官のワーツの前に現れた。コインを使い、始末するかしないかワーツの運命を決めた。その結果、ワーツは殺される。ハービーはマフィアのサルバトーレ・マローニに会い、レイチェルを監禁場所まで連れていた警官の名を尋ねた。その警官はアンナ・ラミレスだった。ハービーはコインを使い、サルバトーレと運転手の運命を決めた。サルバトーレは助かり、運転手は殺された。 市民が乗ったフェリーと囚人が乗ったフェリーが出航した。その直後、フェリーの中で爆弾と起爆装置が発見される。スピーカーからはジョーカーの声が聞こえてきた。起爆装置は相手側のフェリーの爆弾を爆発させるためのものだった。ジョーカーはボタンを押した方の船は助けると話した。 ハービーはアンナを使い、ゴードンの家族をレイチェルが死んだ建物に誘き出した。ハービーはアンナの運命をコインを使って決めた。その結果、アンナのことは殺さなかった。生きて悪と戦うよう伝え、顔を殴った。 バットマンはジョーカーの居場所を突き止め、ゴードンに連絡を取った。バットマンは1人でアジトの中に侵入し、道化師のマスクを被っている方が人質で医師の格好をしている方がジョーカーの手下だと気づく。アジトに踏み込んだSWATを攻撃して、人質を守った。SWATはその事実に気づき、人質を保護した。バットマンはジョーカーを捕まえた。ジョーカーはハービーを悪党のレベルに落としたという不穏な言葉をバットマンに伝えた。フェリーに乗っている市民も囚人も起爆装置を押さず、無事だった。 ゴードンは家族がハービーに捕まったことを知り、レイチェルが死んだ建物に急いだ。ハービーは裏切り者の警官を見抜けなかったゴードンに激しい怒りを抱いていた。ハービーはゴードンの息子のジミーを人質に取った。そこに、バットマンが現れる。ハービーはジミーの運命を決めるためにコインを投げた。だが、バットマンはコインが落ちる前に、ハービーに体当たりした。ジミーは助かるが、バットマンとハービーが高所から落ちてしまう。バットマンは奇跡的に生きていたが、ハービーは亡くなった。 正義漢のハービーの殺人が公になれば、市民は絶望し今までの悪との戦いが全て無駄に終わってしまう。それこそ、ジョーカーが望んだことだった。バットマンはジョーカーの望みを阻止するため、ハービーの罪を被ることにした。ゴードンは止めようとするが、バットマンの意思は固かった。全ては、街を悪から守るためだった。バットマンは警察から追われることになった。 The End _MIHOシネマ 第81回アカデミー賞 助演男優賞、音響編集賞 受賞 みんなの評価 4.4/5.0 最高 (^0^) 「漫画の実写化」ジャンルへの認識を、大きく変えた最高傑作! ヒーローvs.悪者の戦いだけではなく、性善説vs.性悪説の戦いでもある。 最低 ( ` 3´) 話はダラダラ。主人公はヒーローやりたいのか やめたいのかわからんし。 バットマンという存在がとてもちっぽけに思えた。
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