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投稿者:NOBA sea
10日は2号車添乗員を務める予定のNOBA seaこと野橋です。 よろしくお願いいたします。 清水薫先生との出会いはFacebookでした。当時、私は旅カフェという旅行会社とカフェを合体したお店を運営しておりましたので、イベントでどなたかゲストでお呼びできる方はいないかと、いろいろと探しておりました。 Facebookでお友達にはなったものの、Facebook上でやり取りしているだけで、結局私が店を閉めるのが早く、その際はお会いすることも無く話が流れてしまいました。 その後、私がタクシーのMKのトラベル部門、MKトラベルへ入社し、その際に鉄道撮影ツアーを企画してみようということで、清水先生に声をかけたところ、快諾いただきそこで初めて、面と向かってお会いをしたのでした。 Facebookで散々やり取りをしていたので、最初の一言が互いに「初めてお会いする気がしませんね。」と笑い会い、ツアーの企画の打ち合わせが始まりました。そして、できたツアーが近鉄青の交響曲(シンフォニー)を撮影しに行くツアーです。これが私が初めて鉄道ツアーなるものを手掛けた、初めてのコースとなりました。 その後、私は観光バス部門へ転属となったため、船井に引き継ぎ、「清水薫先生と行く鉄道ツアー」はシリーズとして、お亡くなりになられる直前の2020年2月までMKトラベルのツアー構成群の中で、なくてはならない名物ツアーとなりました。 亡くなられたと一報を受けた時は、船井共々まだ「これからこんなことしよう。」「あれもいいですね。」と話をしていただけに、「なぜ?」と繰り返すばかりで、今のその気持ちは変わっていません。 私にとって清水先生は、人生におけるターニングポイントの方と言っても過言ではありません。清水先生との青の交響曲撮影ツアーが無ければ、現在のこのような立ち位置には変わっる決心はしなかったと思っています。 それに加え、先生の写真教室の生徒の皆様との出会いは、私の心境にも変化がありました。それは、趣味で自分だけで眺めていた自己満足の鉄道写真でしたが、どの程度通用するのか、世の中に出してみようということでした。生徒の皆さんが目標としていたフォトコンテストに2020年初めてチャレンジしたのです。 今でも信じられませんが「タムロンInstagram鉄道フォトコンテスト」にて副大賞をいただき、なによりも、清水先生との初めての青の交響曲ツアーの際に、添乗員として背後からお客様を見守りながら、撮影したこの一枚がDJ誌の「DJフォトコンテスト」で銀賞をいただいたのです。先生が天国からお力添えをいただいたのだと思っています。 清水薫先生とのお付き合いは、他の皆様からすると短いですが、いろいろ教わったことは多いです。本当にありがとうございました。きっと天国でも、カメラを持って純粋に鉄道写真を楽しんでいらっしゃることと思います。思い存分楽しんでください。
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