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投稿者:埼玉のもぐら
重連貨物の先頭に原色が入りそうなのとお盆の貨物は運休とみて、10日も西線でした。 目的は塩尻・洗馬間の果樹園。前回(6日)訪問時、ブドウ棚にはたわわに房が下がっているのを目にしました。収穫時に房は袋で覆われので撮れるのは今のうちだと思い即再訪です。 ここは中学生時代、初めて西線の蒸機に出会った思い出の地でもあります。 当時の自分には朝始発で実家の千葉県松戸を出て午前10時過ぎに到着する塩尻が遠出の限界。木曽路は遠い夢の国でした。 しかしこの区間でも連続勾配10‰、D51の猛煙とブラスト音は脳裏に一生もの思い出として刻み込まれました。 その後40年以上西線再訪をためらったのは当時の記憶を凍結したかったためでした。 しかし今はロクヨンの魅力に取り憑かれた自分がいます。 複線電化され列車が高速化されても、周辺の佇まいや雰囲気は当時のまま。 半世紀前の立ち位置と思われる場所は今でもブドウ畑です。 作業中の農家のご夫婦に来意を告げるとブドウ棚下への立入にご快諾をいただきました。 やがてD51のブラストに勝るとも劣らないブロワー音を響かせてロクヨン重連がやってきました。
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