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投稿者:ピーター・ファレリー
[YouTube:awUd_khNEcc:R] グリーンブック(原題: Green Book 米国) 2018年 全米年間興行収入ランキング36位 1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒を務めるトニー・リップは、クラブの改装が終わるまでの間、黒人ピアニストのドクター・シャーリーの運転手として働くことになる。シャーリーは人種差別が根強く残る南部への演奏ツアーを計画していて、二人は黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに旅立つのだが…… 監督 ピーター・ファレリー 代表作 『ジム・キャリーはMr.ダマー』『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』 脚本 ニック・ヴァレロンガ、ブライアン・ヘインズ・カリー、ピーター・ファレリー 音楽 クリス・バワーズ *ジャズピアニスト。 主演 ヴィゴ・モーテンセン(トニー) 代表作 『クリムゾン・タイド』『ロード・オブ・ザ・リング シリーズ』『ザ・ロード』 上映時間 130分 登場人物 トニー・ヴァレロンガ: ナイトクラブの用心棒。通称”リップ”。 ドロレス・ヴァレロンガ: トニーの妻。(リンダ・カーデリーニ) 代表作 『アンディ・ガルシア 沈黙の行方』『ブロークバック・マウンテン』『ハンターキラー 潜航せよ』 ドクター・ドナルド・シャーリー: 著名なジャズピアニスト。(マハーシャラ・アリ) 代表作 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ハンガー・ゲーム シリーズ』『ムーンライト』 【起】 1960年代の米国。トニーは、ニューヨークのナイトクラブで用心棒として働いている。しかし、ナイトクラブは改装工事をすることになり、トニーは短期間ながら失業してしまう。 トニーは知人からドクターが運転手を探していることを聞き、面接に行く。カーネギーホールの上階にある部屋に通されたトニーの前に、シャーリーが現れる。ドクターを医者と勘違いしていたトニーは黒人であるシャーリーを見て驚く。シャーリーは自分がピアニストで2ヶ月間に渡り南部にツアーに行くので、世話役になれる運転手を探していると説明する。しかし、トニーは召し使いをする気はないと言って仕事を断る。 トニーとドロレスが自宅で寝ているところに、シャーリーからの電話が鳴る。トニーが長期間不在となることについてドロレスの了解を得たシャーリーは、トニーの求める条件で雇うことを申し出る。 レコード会社の担当者がトニーの元に車を届け、南部で黒人が泊まれるホテルを記したガイドブック「グリーンブック」を手渡す。ドロレスは、料金の高い長距離電話をする代わりに手紙を書くようトニーにお願いする。トニーはシャーリーを迎えに行き、シャーリーの演奏仲間と共に南部へのツアーに出発する。 【承】 車中でシャーリーは、ツアー先に着いたらピアノがスタインウェイであることを必ず確認するようにトニーに指示する。 最初の演奏会でトニーは初めてシャーリーのピアノを聞き、その腕前に驚愕する。その夜、トニーは約束通りドロレスに手紙を書き、シャーリーの演奏が素晴らしかったことや、食べた食事のことなどを説明する。 大学にある演奏会場に着いたトニーは、ピアノがゴミだらけで、しかもスタインウェイでないことに気付く。トニーは担当者に詰め寄り、ピアノを交換させる。演奏会は大盛況で、トニーも満足する。 南下していくに連れ、2人は黒人に対する差別を目の当たりにすることになる。南部では黒人が泊まれないホテルが多く、シャーリーだけが安モーテルに泊まらされてしまう。更に、1人でバーに行って白人に絡まれてしまうが、駆けつけたトニーに助けられる。 豪華な邸宅での演奏会で、トイレに行こうとしたシャーリーは家主から屋外の黒人用トイレを案内される。シャーリーはそれを拒否し、宿のトイレを使いに戻る。侮辱的な待遇を受けながらもツアーを続けるシャーリーの気持ちがトニーには不思議でならない。 【転】 道中、トニーとシャーリーは徐々に打ち解けていき、2人の間に絆が生まれ始める。ある時シャーリーは、疎遠になった兄弟がいることや、かつて結婚していたことなどをトニーに打ち明ける。また、トニーはシャーリーが同性愛者であることや、母からピアノを習い、本当はクラシック音楽をやりたかったことなどを知る。 シャーリーはトニーに愛と情感の籠もった手紙の書き方を指南していく。それを受け取ったドロレスは感激し、親族らにも読んで聞かせる。 大雨の中をトニーが運転していると、途中で警察に止められてしまう。警官に中傷されたトニーは思わず相手を殴ってしまい、2人は留置所に収監される。シャーリーはトニーに対し、暴力ではなく威厳を保って物事に対処することが大事だと説く。そして、司法長官に電話して留置所から出られるように力添えをしてもらう。 その後、車内でトニーとシャーリーは口論になってしまう。トニーは貧しい自分の方がより黒人に共感ができると主張するが、シャーリーは逆に、黒人としても白人としても扱われず孤独に苦しんでいることを吐露する。 【結】 2人は最後の演奏会場に着くが、そこで用意されていたのは物置に机を置いただけの楽屋だった。しかも、黒人は入れないとの規則を盾にレストランでの夕食を拒否されてしまう。怒った2人はここでの演奏を中止し、車で去ってしまう。 途中で、2人は食事のために黒人のバーに立ち寄る。シャーリーはそこでピアノを演奏し、大いに盛り上がる。バーを出た2人は、トニーがクリスマスを家族と共に過ごすためにニューヨークを目指す。雪が降る道中で2人は再び警察に止められてしまう。しかし、警官はタイヤのパンクを知らせてくれただけだった。2人は、北部に戻ってきたことを実感する。 トニーは運転を続けるが、遂に眠気に負けてしまう。シャーリーが運転を代わり、トニーを家まで送り届けてあげる。トニーが家族に温かく迎えられた一方、豪華な装飾に満ちた自宅に戻ったシャーリーは、自らの孤独をかみ締めるような表情を浮かべる。 トニーの家の呼び鈴が鳴り、トニーがドアを開けるとそこにはシャーリーが立っていた。トニーはシャーリーを招き入れ、家族に紹介する。ドロレスは夫に手紙の書き方を指導してくれたことを感謝し、皆でクリスマスを祝う。 The End _MIHOシネマ 第91回アカデミー賞 作品賞 助演男優賞 脚本賞 受賞 みんなの評価 4.48/5.0 最高 (^0^) 途中笑ってしまうとこもあり、ちょっとシリアスに感じてしまうとこもあったり、バランスのとれた良質な映画でした。 やっぱり良い映画は良い。 最低 ( ` 3´) 予定調和なストーリー。結末がはなから見えている。 快適なドライブ旅行を楽しみたい映画ファン向け(意外性やハラハラドキドキは期待しないほうがいい)。
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