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投稿者:ピーター・ジャクソン
[YouTube:V75dMMIW2B4:R] ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間(原題: The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring 新・米合作) 2001年 全米年間興行収入ランキング2位 はるか昔。闇の冥王サウロンは世界を滅ぼす魔力を秘めたひとつの指輪を作り出した。指輪の力に支配された中つ国では一人の勇者がサウロンの指を切り落とし、国を悪から救った。それから数千年の時を経た中つ国第3世紀。ある時、指輪がホビット族の青年フロドの手に渡る。しかし、指輪を取り戻そうとするサウロンの部下が迫っていた。世界を守るためには指輪をオロドルイン山の火口、“滅びの亀裂”に投げ込み破壊するしか方法はない。そこでフロドを中心とする9人の仲間が結成され、彼らは“滅びの亀裂”目指し、遥かなる冒険の旅に出るのだった…… 監督 ピーター・ジャクソン 代表作 『乙女の祈り』『ホビット シリーズ』 脚本 フラン・ウォルシュ、フィリパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン 音楽 ハワード・ショア 代表作 『スキャナーズ』『羊たちの沈黙』『裸のランチ』『ギャング・オブ・ニューヨーク』 主演 イライジャ・ウッド(フロド) 代表作 『わが心のボルチモア』『僕の大事なコレクション』 上映時間 178分 登場人物 フロド・バギンズ: ホビット族。かつて世界を救ったビルボの孫。 サムワイズ・ギャムジー: 通称 ”サム” ホビット族。フロドの親友で、彼の付き人。(ショーン・アスティン) 代表作 『メンフィス・ベル』『50回目のファースト・キス』 ビルボ・バギンズ: フロドの養父。ホビット族。(イアン・ホルム) 代表作 『エイリアン』『炎のランナー』 ガンダルフ: 善の魔法使い。(イアン・マッケラン) 代表作 『リチャード三世』『ゴッド・アンド・モンスター』『ホビット シリーズ』 アラゴルン: 剣の達人。(ヴィゴ・モーテンセン) 代表作 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『イースタン・プロミス』『ザ・ロード』 ボロミア: 王を持たない"南方の国、ゴンドールの首都ミナス・ティリスを守る大将。(ショーン・ビーン) 代表作 『パトリオット・ゲーム』『オデッセイ』 ガラドリエル: 最も高貴なエルフ。(ケイト・ブランシェット) 代表作 『エリザベス』『ブルージャスミン』『アビエイター』 アルウェン: エルフ族の姫。(リヴ・タイラー) 代表作 『アルマゲドン』 レゴラス: 闇の森を統べるエルフ、スランドゥイル王の息子で弓の名手。(オーランド・ブルーム) 代表作 『パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ』『トロイ』『キングダム・オブ・ヘブン』 ゴラム: ビルボの前の「一つの指輪」の持ち主。(アンディ・サーキス) 代表作 『ブラックパンサー』 冥王サウロン: 大いなる力を秘めた“力の指輪”と、それら全てを統べる“一つの指輪”の創造主。(サラ・ベイカー) 代表作 『グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜』 【起】 今より昔、当時、サウロンという闇の冥王が存在した。サウロンは自らの野望である世界征服のため、強大な魔力が込められた一つの指輪を作り出した。そして、その指輪を手に、中つ国侵略に乗り出したのだ。しかし、そんな強大なサウロンに、勇敢にも立ち向かった者達がいた。そして、その者達は力を合わせサウロンを打ち倒したのである。しかし、サウロンの存在は消えても、その指輪は消滅することなくこの世に留まり続けていた。 そして、それから暫くした頃。ホビット達が暮らすホビット荘では、記念すべき日が訪れていた。かつて仲間達と旅をし、世界の破滅を防いだビルボが111歳の誕生日を迎えたのだ。そんなビルボの元に、かつて共に旅をしたガンダルフという魔法使いがやってくる。 しかし、彼の目的はビルボを祝うことだけではなかった。実は、ビルボはかつての旅で、一つの指輪を拾っていた。そして、その指輪こそがあのサウロンが作り出した指輪だったのだ。長い時を経て、サウロンはこの世に復活を果たそうとしていた。しかし、そのためには指輪の力が必要不可欠なのである。 【承】 万が一指輪がサウロンの手に渡れば、サウロンが復活を果たしてしまう。特別な力で守られた指輪を破壊するためには、モルドール国にある滅びの山の火山口に、その指輪を投げ入れるしかない。 しかし、ビルボは再び旅をするには年老いており、そして、長年指輪を身につけていたことでその影響を色濃く受けてしまっていた。そこで、その役目にビルボの孫、フロドが選ばれた。フロドと親友のサム、友人のメリーとピピンの4人は、指輪破壊のための長い旅に出かけるのだった。 旅の途中、彼らはアラゴルンという男性と知り合う。彼は剣の達人で、フロド達と旅を共にすることになるのだった。しかし、サウロンが指輪が破壊される瞬間をただただ待つわけもない。フロド達の元には、次々とサウロンからの刺客が向けられるのだった。その途中怪我を負ってしまったフロドの前に現れたのは、エルフ族のアルウェンだった。そして、そのままフロド達は、様々な種族が参加する対サウロン会議に、ホビット族代表として参加することになるのだった。そして、その際衝撃の事実が明らかになる。なんと、アラゴルンは、人間の王国、ゴンドールの正式な王位後継者だったのだ。 【転】 それぞれ独自の考え方を持つ多種族による会議は白熱する。そして、最終的に、共にモルドールへ指輪の破壊に向かうということで意見が一致したのだった。そして、モルドールへと向かうメンバーが決定した。元々その目的で旅をしていたフロド、サム、メリー、ピピンに加え、魔法使いガンダルフ、剣の達人アラゴルン、ゴンドールで執政を務めるデネソールの子供ボロミア、エルフの中でも弓矢の扱いに長けたレゴラス、ドワーフの勇敢な戦士ギムリである。 9人の仲間は、早速モルドールへ向けて出発する。しかし、その道のりは容易なものではなかった。彼らがとある洞窟を通りかかっていた時だった。その洞窟はオーク族という種族が支配しており、9人にトロル達が襲いかかってくる。トロル達から仲間を守ったのはガンダルフだった。しかし、ガンダルフはトロル達と共に、深い谷底に落ちてしまうのだった。さらに、ボロミアが指輪の持つ禍々しい力に徐々に感化されてしまうという事態も発生する。 【結】 さらに、オークの勢力がフロド達に迫っていた。オークとは、長きにわたり悪の勢力に仕えてきた強大な敵である。そんなオーク達は、フロド達を絶体絶命の窮地に陥れる。そんな時、立ち上がったのは指輪の魔力を振り切り、正気に戻ったボロミアだった。ボロミアは必死にオーク達と戦うが、しかし、メリーとピピンを攫われ、さらに自分も致命傷を負ってしまう。ボロミアは、自分たちの王となるべき人物、アラゴルンに謝罪の言葉を告げ、この世を去るのだった。 傷つく仲間達を見たフロドは、自分一人で旅を続ける決心をする。それを許さなかったのは、彼の親友であるサムだった。サムは、以前ガンダルフと、フロドを守り抜くという約束を交わしていたのだった。そして、2人はモルドールに向けて歩を進める。 一方、残されたアラゴルンやレゴラス達も、諦めたわけではなかった。彼らは彼らの目的のため旅を続けることにしたのだ。その目的とは、攫われたメリーとピピンを助け出すこと、そして、自分たちがサウロンの目を引きつけることで、フロドとサムが少しでも楽にモルドールに辿り着けるようにすることだった。それぞれの思惑が交差する中、彼らの旅はまだまだ続いていくのだった。 The End _MIHOシネマ 第74回アカデミー賞 撮影賞、作曲賞、メイクアップ賞、視覚効果賞 受賞 みんなの評価 3.90/5.0 最高 (^0^) 物語、配役、演出、映像、音楽どれをとっても素晴らしい。監督や映画に携わった全ての人に感謝しかない。 最低 ( ` 3´) ファンタジーからヒューマンドラマ、サスペンスと洋画はほとんど見尽くしてきた。 この作品ほど高評価の意味がわからぬ映画はない。
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