投稿者:スカンディナヴィア国民連盟
・スカンディナヴィア赤十字の活躍
在外同胞支援事業におけるスカンディナヴィア赤十字の貢献については、どれほど強調しても言葉が足りることはない。
八十年近い我が国赤十字の歴史の中でも、これほど広範囲かつ大規模な活動によって多数の人々を救った例はないだろう。
我々三党連合の政権獲得とさほど日を置かずして独仏が開戦したため、在外同胞への支援は避難民への支援とほぼ同義になった。
赤十字は寒さ、飢え、恐怖に震えながら安全な土地を目指す人々に暖かな衣服と食事を提供し、時には赤軍の暴虐から
無辜の市民を守る盾の役割をも果たしたのである。この献身的な活動によってどれほど多くの人々が救われたことだろうか!
この事実を思う時、我々は赤十字に対し素直に尊敬の念を抱かずにはいられない。実際に命を助けられた人々の感謝は
もっと大きなものであろう。
しかし、忘れてはいけないのは今もなお戦争が続いているという事実である。それはすなわち、我が国への帰国や避難を求める
在外同胞全員が救われたわけではないことを意味する。今後も在外同胞支援事業はスカンディナヴィア赤十字と共に、
赤軍から逃れようとする人々を救うために最大限の努力を続けるであろう。
なお、オーランド諸島は返還されなければならない。