投稿者:B-LUCK
「パリピ孔明」
t-arrowから聞いてた通りかなり孔明。
しかもいい話っぽい!
年老いて病気で死んだのに何で若くなった上に日本に転生したうえ日本語わかるのとか、作中で言及しているけどさらっと理由は「何かしらの原因」ってだけで結局わからない。でも、それを疑問としてあげたうえキャラクター達はわからない、と描写されているのもいい。
別に理由を求めたり正しい答えを知りたい訳じゃない。
あと、正直ちょっとチカラの入れ具合がわからないくらい描写・演出がいい。部屋で落ち込んだ孔明にアコギで歌うシーン。メッチャクチャ作画気合入ってる。
こんなワンシーン、雑でも話の流れは大丈夫だろうし、細かくも見られないだろう。なのに、ギターチューンから歌いだしの運指(うんし=ギターの指の動き)とか実音通りだった。これもしかしたらかぐや様のダンスEDの作成方法と同じ手法(実際の動きを高速度カメラで連射したものをコンテに落とす。超手間がかかる手法)かも。歌のシーンは3シーンどれをとっても手抜き感がなく、歌手の表情や首の動きもすべて描写されてる。
初回だから時間とか使えた、ってのもあるのかもしれないけど、このクオリティで続くんなら、たとえちょっと話が合わなくても歌シーンみるために視聴するかもってくらい。ただ、
「パリピ孔明」というふざけたタイトルに入れるチカラ具合としてはどうかと思う。のでっ
最終回まで見た後に「あぁ、スタッフはこの作品が好きになったから全力出したんだなぁ」と思えたらいいと思う。
画像のシーン。
落ち込んでるっぽい孔明に優しい歌を歌いだす歌姫。
振り返りながらかつての戦友達を思い出し涙、そして感謝する孔明。
夕日に照らされる二人・・・と書くと格好いいが、絵面のインパクトは相当なもので、西日が入る部屋でギターを弾く少女、という画像に孔明をコラージュしたような違和感。
でもそれをそれとして飲み込めるだけの説得力がシーンにある。
久しぶりに俺に『細けぇ事ぁいいんだよ!』と思わせてくれそうな作品。