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投稿者:藤吉功
春を待つ樹木たち。ブナ科カシワは、鱗芽で互生。冬芽は断面が5角形で、鱗状の芽鱗が多数重なり合い、毛が密生(写真1枚目)。前回の稿で不思議?に触れましたが、冬になっても葉を落とさないのは“冬芽を守っている”由。ということで、日本最大級の海岸砂丘林と称される石狩海岸のカシワ天然林を訪ねました(写真2枚目)。大正10年には海岸保安林に指定されたそうで、後背地を強風と飛砂から守っていることもよく分かりました。ちなみに、ドングリがなる樹の一つ。葉は革質で裏に毛が密生(写真3枚目)。柏餅が食べたくなりますね。
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