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投稿者:リドリー・スコット
[YouTube:3nb1nw8kCj4:R] オデッセイ(原題: The Martian 米国) 2015年 全米年間興行収入ランキング8位 火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた…… 監督 リドリー・スコット 代表作 『エイリアン』『ブレードランナー』『グラディエーター』 脚本 ドリュー・ゴダード 代表作 『クローバーフィールド/HAKAISHA』 音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ 代表作 『シュレック シリーズ』『ドミノ』『イコライザー シリーズ』 主演 マット・デイモン(マーク) 代表作 『リプリー』『ボーン シリーズ』『フォードvsフェラーリ』 原作 アンディ・ウィアー 『火星の人』 上映時間 141分 登場人物 マーク・ワトニー: 〈アレス3ミッション〉のエンジニア兼植物学者。 メリッサ・ルイス: 〈アレス3ミッション〉の指揮官、地質学者。(ジェシカ・チャステイン) 代表作 『ツリー・オブ・ライフ』『ゼロ・ダーク・サーティ』『女神の見えざる手』 リック・マルティネス: 〈アレス3ミッション〉の操縦士。(マイケル・ペーニャ) 代表作 『ザ・シューター/極大射程』『エンド・オブ・ウォッチ』『アントマン シリーズ』 ベス・ヨハンセン: 〈アレス3ミッション〉のシスオペ、原子炉技術者。(ケイト・マーラ) 代表作 『アイアンマン2』『127時間』『ファンタスティック・フォー』 テディ・サンダース: NASA長官。(ジェフ・ダニエルズ) 代表作 『カイロの紫のバラ』『ジム・キャリーはMr.ダマー』『スティーブ・ジョブズ』 ミッチ・ヘンダーソン: NASA:フライトディレクター。(ショーン・ビーン) 代表作 『パトリオット・ゲーム』『007 ゴールデンアイ』『ロード・オブ・ザ・リング シリーズ』 ビンセント・カプーア: NASA:火星探査統括責任者。(キウェテル・イジョフォー) 代表作 『キンキーブーツ』『それでも夜は明ける』『ドクター・ストレンジ』 ブルース・ン: NASA:ジェット推進研究所所長。(ベネディクト・ウォン) 代表作 『スパイ・ゲーム』『ハミングバード』『アベンジャーズ シリーズ』 リッチ・パーネル: NASA:ジェット推進研究所科学者。(ドナルド・グローヴァー) 代表作 『ラザロ・エフェクト』『マジック・マイク XXL』『スパイダーマン:ホームカミング』 グオ・ミン: 中国国家航天局の主任科学者。 (エディ・コー) チュー・タオ: 中国国家航天局の副主任科学者。 (チェン・シュー) 【起】 宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星への有人探査計画であるアレス3に、クルーとして参加する。宇宙船ヘルメス号で火星に到着したワトニーらクルー達は、地表を探査任務中、大砂嵐に襲われた。彼等は全ミッションを放棄して火星からの退避を決めてロケットへ向かうが、その最中に強風で折れたアンテナがワトニーを直撃し吹き飛ばされてしまう。指揮官のメリッサ・ルイスとクルーたちは現状と環境をシステムから計算した結果、ワトニーが死んだと判断して火星衛星軌道上のヘルメス号へ戻り、地球への帰還のため出発してしまう。 【承】 ところが、ワトニーはいくつもの偶然が重なり重傷を負ったが奇跡的に生存していた。火星に一人取り残されてしまったことを知った彼は、残されたわずかな物資を使って生き延びようとする。地球から救助隊や支援物資がすぐに来る見込みはない。ワトニーは植物学者としての持ち前の知識を活かし、前ミッションから基地内に残留保存されていた資材を材料に水、空気、電気を確保する。さらに物資の中にあった「感謝祭まで開けるな」と書かれた箱の中から「生のジャガイモ」を発見し、火星の土と「クルーの排泄物」をもとに耕作用の土を用意し、そのジャガイモの栽培に成功する。 ワトニーは次のミッションであるアレス4が到着するまでの4年間を生きのびようと、火星の厳しい環境に立ち向かう。その頃、NASAでは偶然ソーラーパネルやローバー2が動いている事で、死亡していたと思われていたワトニーの生存を察知する。ジャガイモの栽培に成功している事を知らない為、NASA側ではどう計算しても食料が足りず、地球からは通信さえ取れない状況にあるワトニーの生存は、地球に向かっているヘルメス号のクルー達には伏せられた。 ワトニーは過去に火星に送り込まれて壊れたと判断されて廃棄されていた無人探査機マーズ・パスファインダーを見つけて回収し、その通信機能を回復させた。NASAは彼がマーズ・パスファインダーを掘り出す事を察知し、地球側に保管されていたマーズ・パスファインダーのレプリカを通して短い通信を可能にした。だが、この段階では複雑な内容を伝えることはできないため、まずは16進法を用いた情報伝達方法を確立させ、ローバーのシステムをハッキングしてシステムを追加する方策をNASA側がワトニーに教えたことで、ようやく文章送信による直接連絡が可能になった。 そんなある日の夜、居住施設の外層が破損、ワトニーが入ったままのエアロックが吹き飛んでしまう。宇宙服がその衝撃で破損してしまうがワトニーは辛うじて無事で、施設の応急修理も成功して再度住めるようにはなったが、栽培中だったジャガイモと作り上げた土壌が火星の極度な冷気によって全滅してしまった為、残った食料を何とか食い延ばすことを余儀なくされてしまう。 【転】 NASAはワトニーのために追加の食料などを送ることを決めて、無人輸送艇などを急遽建造してロケットを打ち上げるものの、急ぐあまりに一部の点検を省略したため、貨物のバランスが崩れて打ち上げは失敗してしまう。NASAのロケットによる支援ができなくなった矢先、中国国家航天局から援助の申し出があり、救助のための輸送を中国のロケットが引き受けることになり、新たな輸送艇の建造が急ピッチで進められた。(原作『火星の人』では、次のアレス5で中国人を送ることと引き換えにロケットを担当するということになっている。ちなみにアレス4はワトニーを打ち上げた関係で帰るときのMAVがないので中止された。) NASA長官で最高司令官であるテディ・サンダースは地球帰還中のアレス3のクルーたちを安全に帰還させるか、発見されたもう一度火星に戻る方法を使用し、リスクを冒してクルーたちにワトニーを救わせるかの二者択一に迫られるが、彼は安全の為に前者を選ぶ。しかし、長官のその意図はフライトディレクターのミッチ・ヘンダーソンによって、クルーたちに極秘に漏らされてしまう。ヘルメス号に乗るクルーたちは全員一致の意見で長官の指令に反対し、地球上の軌道でスイングバイを行いながら中国のロケットで打ち上げられた救援物資を受け取ると、火星へ戻る。 【結】 ワトニーは、ヘルメス号が火星上の軌道に乗る日に合わせて、アレス4用にあらかじめ送り込まれていたMAV (Mars Ascent Vehicle) に向かうことになった。彼はローバーを改造すると、居住施設に別れを告げて出発する。長距離を数十日間かけて走破し、ついに彼は火星の重力を振り切る唯一の手段となるMAVにたどり着く。ワトニーはMAVを軽量化するため、地球からの指示にもとづき、カバーやハッチ、他クルー用の座席、制御機器をすべて取り外し、外側から布製の覆いをかぶせる。ワトニーが乗り込んだMAVはヘルメス号からの遠隔操作によって打ち上げられるが、軽量化のための覆いが打ち上げ途中に剥離し、それに伴う空気抵抗でヘルメス号の軌道には届かず、相対速度も低下しないままとなる。ヘルメス号のクルーたちは船のエアロックのうち進行方向先端部の一か所を自ら爆破して破壊し、船内の空気を一気に強制放出する事で急減速を行い、ワトニーも宇宙服の手の平に穴を開けて、吹き出る空気の反動を利用してヘルメス号へ近付こうとする。彼等の命がけの工夫が功を奏し、全世界が中継映像を見守る中、ワトニーは無事に船内に収容されてクルーたちとの再会を果たした。 後日、NASA教官となったワトニーは宇宙飛行士訓練生たちの前で火星での日々を振り返り、救出ミッションに関わった者たちの後日譚が描かれる。 The End _Wikipedia みんなの評価 3.84/5.0 最高 (^0^) リアリティもあり、感動が伝わってくる。 今までのSFではない雰囲気が良い。 最低 ( ` 3´) 途中までは凄く面白かったのに、 クライマックスは典型的な中国よいしょ映画で最悪。
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