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投稿者:スタンリー・クレイマー
[YouTube:Awm50kJQeeI:R] 渚にて(原題: On the Beach 米国) 1959年 全世界年間興行収入ランキング14位 時は1964年。第三次世界大戦が勃発し、核爆弾の一種であるコバルト爆弾の高放射線曝露で北半球は壊滅し、人々は死に絶えた。深海で潜行中だったために核戦争を生き残ったアメリカ海軍の原潜スコーピオン号は、放射線汚染が比較的軽微で南半球に位置するオーストラリアのメルボルンへ命からがら逃げ込んだ。そこでは戦争の被害を受けず多くの市民が日常を送っていたが、放射線による汚染の脅威は徐々に忍び寄っていた…… 監督 スタンリー・クレイマー 代表作 『見知らぬ人でなく』『ニュールンベルグ裁判』『招かれざる客』 脚本 ジョン・パクストン 代表作 『乱暴者(あばれもの)』『旅券八二四一の女』『ブロンドの殺人者』 音楽 アーネスト・ゴールド 代表作 『栄光への脱出』『戦争のはらわた』『トム・ホーン』 主演 グレゴリー・ペック(ドワイト) 代表作 『白い恐怖』『ローマの休日』『白鯨』 原作 ネビル・シュート 『渚にて』 上映時間 134分 登場人物 ドワイト・ライオネル・タワーズ: 米原子力潜水艦ソーフィッシュ号「623」の艦長。 モイラ・デビッドソン: ピーター・ホームズの友人。(エヴァ・ガードナー) 代表作 『殺人者(1946)』『キリマンジャロの雪』『北京の55日』 ジュリアン・オスボーン: オーストラリア科学調査委員会の博士。(フレッド・アステア) 代表作 『トップ・ハット』『有頂天時代』『タワーリング・インフェルノ』 ピーター・ホームズ: オーストラリア海軍の大尉。(アンソニー・パーキンス) 代表作 『胸に輝く星』『緑の館』『サイコ シリーズ』 メアリー・ホームズ: ピーターの妻。(ドナ・アンダーソン) 【起】 1964年、第三次世界大戦が勃発。核兵器による放射能汚染で、北半球は壊滅状態となった。ドワイト・タワーズ艦長率いるアメリカ原子力潜水艦は、オーストラリアのメルボルンに寄港。南半球にはまだ放射能が到達しておらず、街には電車が走り、多くの人が行き交っていた。ただしガソリン不足で車はほとんど走っていない。科学調査委員会は、オーストラリアに放射能が到達するのは5か月後と推測した。 妻子と暮らすオーストラリア海軍のピーター・ホームズ大尉は、アメリカの潜水艦に4か月同行する予定だ。ピーターはドワイト艦長を自宅のパーティーに招く。女友達のモイラが駅までドワイトの迎えに行く。彼女はドワイトに一目惚れした様子だ。 パーティーには科学者のジュリアン博士も同席。彼は米ソの戦争で原爆が使われたことを痛烈に批判していた。モイラは原爆投下時の様子をドワイトに尋ねる。彼自身は潜水艦で潜航していて無事だったが、妻シャロンと2人の子供は死んだと答えた。その後、お酒で酔いつぶれたモイラを、ドワイトは寝室まで運んだ。 【承】 翌日、潜水艦は出航に向けて準備をするなか、モイラはドワイトを訪れ、昨夜の失態を謝った。港では科学調査委員が潜水艦に乗り込むために準備中。船内では、数日前から届く不明なモールス信号を調べていた。 出航前の休日、ドワイトとモイラはヨットを楽しんでいた。すっかり仲良くなった2人。砂浜でじゃれ合ううちに、ドワイトは思わずモイラのことを「シャロン」と呼んでしまい、気まずくなる。街のプール・バーでは2人の老紳士が、残り5ヶ月で店内の400樽ものワインは飲めないとぼやいていた。 メアリーはピーターに、芝刈り機を買ってほしいとせがんだ。しかし彼は神妙な表情で、彼女に強力な睡眠薬を手渡す。自分が不在中に放射能が到達した場合、苦しまずに死ぬために飲めと言うと、彼女はショックを受けて出て行った。 モイラはドワイトと再び会い、奥さんと間違われたことは気にしておらず、むしろ奥さんだと思ってほしいと見つめた。しかしドワイトはその言葉を遮り、家族を死なせたことを今も悔やんでいるのだと話した。 【転】 振られたモイラはジュリアンを訪問。彼は愛車のフェラーリの整備をしていた。モイラは若い頃に大変もてて、ジュリアンも彼女に恋をしていた。2人は結局、今も独身のまま。モイラは愛する人がないまま死ぬことを嘆いた。 潜水艦はオーストラリアを出航。南極で予想以上に高い放射線を観測した。次にサンフランシスコに向かう。サンフランシスコを象徴するゴールデン・ゲート・ブリッジは、いつもなら多くの車が行き交うはずが、今は一台も走っていない。潜望鏡で観察する街にもまるで人影がいなかった。 サンフランシスコ出身の船員スウェインが、ドワイトが止めるのも聞かず、勝手に潜水艦を飛び出した。彼は街で全員死んでいるのを見た後、海に戻って釣りを始めた。「死ぬなら故郷で死にたい」と潜望鏡のマイクを通してドワイトに伝える。潜水艦は彼を残し、サンフランシスコを去った。 次はサンティエゴに寄港。謎のモールス信号の送り主を探すため、隊員が防護服を着て降り立った。街は誰もいない。発電所で発信機を発見すると、コーラの瓶に紐が引っかかって、発信機に当たっているだけだった。 【結】 潜水艦はオーストラリアに帰港。ドワイトはモイラを訪れ、熱いキスをする。ピーターもメアリーと抱き合った。ジュリアンは念願だったレースに、愛車のフェラーリで出場。衝突・炎上が多発する過激なレースだったが、ぶっちぎりで優勝した。ドワイトはモイラとマス釣りを楽しみ、夜はワインを飲み、ひと夜を過ごした。 潜水艦の船員に放射能の症状が現れる。オーストラリアへの放射能の到達は、予想以上に早かった。教会には「まだ時間はある」との垂れ幕で集会が開かれ、多くの信者が集まった。病院では睡眠薬を求め、長い行列が続いている。 やがて放射線の数値は急上昇。潜水艦は船員たちによる投票で、アメリカに戻ることが決まった。集会は信者が激減、プール・バーにも客はいない。ジュリアンは車の排ガスを倉庫に充満させ、一酸化炭素中毒自殺を図る。ドワイトはモイラに愛を伝え、別れのキスをする。ピーターはメアリーに睡眠薬を渡し、初めて会った渚での思い出を語り合った。 潜水艦はついに出航。その後、街には誰もいなくなった。 The End _MIHOシネマ みんなの評価 3.75/5.0 最高 (^0^) SFの傑作として名高い本作。 『宇宙水爆戦』(1954)や『禁断の惑星』(1956)と並んであの時代の有名どころのSF。 最低 ( ` 3´) 巷で言われているほど大した作品じゃないです。 もう後半グダグダです。 作品全体にまったく締まりがない。