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投稿者:世安
MULEの本郷さんが、このモデルガンを世に問うた時、祖父、親の世代を思うて、決して妥協しない姿勢で作ったそうです。 CAWの14年式は実銃ニコイチ。つまり実銃と部品の互換性があります。 実銃の良い点も悪い点も、そのままモデルガンに反映されているのです。 ちなみにモデルガンのGMで実銃にすっぽり組付けられるのはCAWのGMだけで、他はどれほど高価であっても部品の互換性はありません。 安全性? またアフォな事を。 モデルガンに実銃のバレル取り付けて45ACPを撃つ気のある人? 実銃にモデルガンのスライド取り付けて45ACP撃ったら? (言い訳は聞き飽きた世代なんです。) モデルガンは精密模型なんですよ。火薬を使って遊ぶことも出来る精密模型なんです。 なんて説教めいた話はもうしません。 14年式は官給品で下士官兵に支給されたそうですが、自費で買った(将校)人のために改良部品も供給したそうです。 寒冷地仕様のダルマ型TGと改良された遊底、それにマガジン脱落防止用SPです。 改良部品を組付ける際は一旦預かり、工廠でやったのでしょうね。 したがって前期型なのにダルマ型TGとかあるみたいです。 射撃中のマガジンの脱落は南部式から引き継がれた欠陥で、SPを付けたことにより、 マガジンがめっちゃ抜けにくくなったみたいで、再装弾も大変だったようです。 マガジンフォロワーでホールドオープンはいけませんよね。 写真3、4は遊底の動き、エジェクターがレシーバーに組付けられていますが、 これも曲者。金属の弾性を利用した圧入です。射撃中に取れたらどうする? CAWさんの14年式初期型は昭和5年製のマーキングがあります。微妙なズレとか芸が細かいです。 今の若い世代からみたら曽祖父の青春時代、大日本帝国はこういう武器で連合国と堂々戦ったんだよ。 時代は帝国主義の時代。自分こそ正義だと声高に叫んでいた時代です。 なんか、最近もそんな声が、、、。
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