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投稿者:のんたそ
 1983年7月14日は、ANAのボーイング767が宮崎空港に初就航した日で今年で実に40年になります。  ボーイング767は、計器類を機械式から一部デジタルディスプレイ化や、双通路機での2人乗務化、燃費性能の向上が図られた中型機です。2014年から旅客型のオーダーはありませんが、後継機のボーイング787が生産されている現在でも生産が続けられており、空中給油機や貨物型のバックオーダーがあります。  宮崎空港は就航当時、滑走路長が1,900mしかなかったため、利用客は多いものの、大型のL-1011やボーイング747が就航できませんでした。そのため、1,800mの滑走路でも離着陸可能なボーイング767が選ばれ、7月14日の伊丹―宮崎線で宮崎への就航を果たします。以後は、羽田、伊丹、名古屋の各都市を結ぶ便のメイン機種として活躍し、ANAの復刻塗装やゆめジェットの初就航地にも選ばれています。  すでに、就航から40年。すべて2005年以降に製造された長距離型の-300ERに代替わりしているとはいえ、現存するANAのボーイング767も15機と減少し、宮崎空港では後継のA321neoがメインとなり、ボーイング767は、繁盛期か唐突な機材変更で飛来する程度となっております。  なお、7/14現在、宮崎空港で下記の日にボーイング767が運航される予定です。747や777ほど華がありませんが、縁の下の力持ちで宮崎の空路を支えたボーイング767を見に行ったり、乗ったりしてはいかがでしょうか?  NH603-608:7/18-27, 8/10-21  NH613-618:8/9-21, 9/1-30  いずれも国内線機材(76P)  ※7/14現在。機種は変更となる場合があります。  現存するANAで運用されているボーイング767  ・国内線機材(76P) 9機  JA608A(鬼滅壱号)・JA609A・JA610A・JA611A・JA614A(STAR ALLIANCE)・JA615A・  JA616A(鬼滅弐号)・JA617A・JA618A  ・国際線機材(76E) 6機 ウィングレット取付機材  JA622A・JA623A・JA624A・JA625A・JA626A・JA627A  1枚目:B767-300ER(JA626A) 2023年7月8日 NH608 @KMI  2枚目:B767-300(JA602A) 2010年3月10日 NH610 @KMI  3枚目:B767-300ER(JA608A) 2022年12月25日 NH613 @KMI
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