投稿画像
投稿者:高森人
2/3 NHK BSプレミアムで放送されたジオ・ジャパン~絶景列島を行く 第一週「九州・沖縄」は九州・沖縄の火山活動や地殻変動を理解するうえで大変役に立ちました。 フィリピン海プレートが重くて厚いため、急激に大陸プレートの下に潜り込んでいるため、九州には南東方向に引き伸ばされるような力が働いているそうです。さらに沖縄方面のフィリピン海プレートはさらに重いため、もっと急激に急角度で地下に潜り込み、結果沖縄方面の地殻はもっと南東方向の引き伸ばす力が働いているとか。 なるほどですね。 またカルデラ噴火はまず土地が沈降して落ち込んだ後、大量の溶岩が噴き出したこともわかりました。 僕は逆に考えていました。溶岩が噴き出てできた空間にその上の土地が落ち込んだと思っていました。 九州・沖縄の地震はこのメカニズムによるものなんですね。いずれは九州は真っ二つに引き裂かれるとか。引き裂かれるとすれば熊本でしょうね。 この一年間の地震の発生状況を見ると、フィリピン海プレートが急激に深く沈みこんでいるのがよくわかります。緑は50km~100km、青のドットは100km以上の深部地震です。赤は20km以内の地震です。九州が特に大分国東半島と鹿児島薩摩半島を結ぶラインより北西側の赤いドットの地震は地殻が南東に引きずられて生じた地震ではないかと思います。
投稿記事
画像を拡大