投稿者:協調情報管理室長アンナ・アルフベン
‥‥そうですね、貴方は北極戦争を知らない世代でしたね。
いいですか、クリスティーナさん、考えてみてください。
何故ただの民兵ではない【装備を整えた軍勢】をあれほど素早くハインリッヒス参謀総長達が組織できたのか。
国境警備の要衝に首都を抑えられたのに、ですよぉ?
これが、一つ目の不自然。
注いてもう一つ、ヴィロライネンは何故手際よく国民軍政府として領土と確保したのでしょうか?
彼は確かに扇動工作や【武装蜂起の手配】に関してはハンソンをしのぐでしょう。
しかし正規の軍を動員して戦争を行うのは初めてです。
それなのに国境警備についた東部方面軍の兵站要衝を制圧してしまった。
国境を接しているソビエトがそれほどの規模の支援を送った?
それを見逃すほど軍情報部は馬鹿ではない筈です。
これが二つ目の不自然
このすべてに共通するのは【銃砲。軍事行動を支える弾薬を調達したのか】です。
そしてそれを解く為には40年に戻らなければならない。
ビョークルンド陛下は温厚でお優しい方‥‥悪く言えば脇の甘い方です。
そんな方が何故、徹底した弾圧をラプア運動に行ったのか。
何故、現地の軍や警察を崩壊させるほどに徹底した摘発を行なったのか。