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投稿者:きよもり
おはようごだいます。 ▼▽40日ぶりの雨で、都内には霞(かすみ)がかかったという。出勤した宮内庁長官は「陛下の涙雨ですね」。30年前の1月8日、昭和天皇崩御から一夜明け、元号が平成となった初日の様子である。県内でも小雨模様の所があった。 ▼▽「平成の御代(みよ)のあしたの大地(おほつち)をしづめて細き冬の雨降る」。皇后さまはこう歌に詠まれている。国民は悲しみに沈む一方で、新しい世への期待も胸に秘めていたようだ。当時の本紙は弔問記帳所にできた長い行列に加え、平成初日に子どもが生まれて喜ぶ家族の姿を伝える。 ▼▽「平成、という年号は何となく平和な感じがしていいわ」と語る若い女性の声も載った。あれから30年。平成元年の年末には東証平均株価が4万円近くの史上最高値を記録したものの、バブル経済はあっけなく崩壊する。さらに列島は阪神、東日本の大震災で危機に瀕(ひん)した。   今日はのハリコは春を待つです。
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