投稿画像
投稿者:@nagoya
フォグラ様>いえいえ、私はタダの凡人です。今から20年ほど前に上層部とかなり激しいバトルを繰り広げ、街中の勤務地から通勤時間10倍以上の田舎へ文字通り飛ばされたのですが、実はこの勤務地が360度視界の利く高台にあり、ここで雲のドラマの面白さにズブズブとハマりました。 街中は高い建造物ばかりで、明り取りの小窓のような空しか見られませんでしたが、この新天地はまさに「劇場!?」でした。「雲」というものはすぐに崩れて流れ去るものだとばかり思っておりましたが、同じ方向に比較的長い時間出続けているものもあることをまず知りました。 そこで、自分の行動パターンにあわせて視界の利く定観測点を何か所か探し、グーグルマップや方位磁石などで正確に東西南北を求めたうえで、肉眼に近い35~37㎜レンズのカメラで全景もしくは全天を写し、それぞれのサンプルが比較できるようにしたら面白いかもしれないと考えました。もちろん、その後の経過も仕事そっちのけで!?カメラに残すようにしました。 するとどうでしょう! サンプルが増えるほどにそれらを比較すると、同じような方向から非常によく似た形状や出方を見せ、ある程度の時間滞空している雲がいくつも見つかるようになったのです。 たとえば「富士山と羊蹄山」「果実の柿の種 と アーモンド」「ヒラメとカレイ」等々、パッと見や少し離れて見ると全く分からない、あるいは、手で触ったり臭いをかいだりしないと判別できない【似て否なるもの】で埋め尽くされているといっても過言ではありません。 新聞や週刊誌でよく見かける脳トレの「絵や図形のマチガイサガシ」もマチガイがあると書いてあるから間違いを探しますが、もし、何も書いてなかったら、ほとんどの人は「ナンダコレ、ヘンなもの載せて!」で素通りしてしまうことでしょう。『雲の世界』にももしかしたら【似て否なる「雲」】があるのかもしれない…と思ったわけです。ちなみに物は試しで、地元のローカルTV局でおなじみの某気象予報士さんに情報をお送りしたところ、励みになるエールをいただきました。 過去の、面白いと思われるサンプルを少しですがどうぞ^^;。 ①同方位(茨城・千葉東方沖)方向からの雲です。最下段のあたかも「天空の水晶」のような明瞭な結晶は非常にレアです。 ②③これもほぼ同方位(奈良・和歌山~高知沖)に立ち上がる柱状雲です。これも珍しいものと思われます。
投稿記事
画像を拡大