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投稿者:寒太郎
少し湿った春の雪が降る3月。露座の地像さんにも柔らかく降り積もり、春の日に溶けてゆく。 地像さんの石の手から垂れ落ちる雫が、弥生の朝日に輝いている。 地像をさんはじっと動かずひと冬を超え、耐え忍んできた冷たい手のひらが小さな温もりに感じられた。
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