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投稿者:鋭利庵
現状のAIは自ら何かを行うということがありませんからね。 「こうあるはず」という期待には案外いい加減な出力だったりします。 与えた指示に対して蓄積したり拾い集めたデータを元に組み込まれたり 操作された事に対してなんらかの出力を高速で導き出すだけです。 しかし、そこには考えつかなかったり無意識に避けているかもしれない 意外な出力が得られることがあります。 「何が出るかわからない」ところが今の処の面白さなのだと思います。 それでも多方面に利用され、精度も向上しています。 もっとも顕著に感じるのはNHKニュースのAI自動音声ですね。初期には 銀行のアナウンスにも劣る程度でしたが今は違和感がかなり軽減されて なんとなく微妙に違うかなというレベルになっています。 今では音声などは、ほぼリアルタイムで変換できるそうです。 声紋まではどうかわかりませんが、他人の声で話すことが可能になって しまっています。歌手や声優は懸念するべきことなのかもしれません。 かつて映画にCG人間が登場した頃、どこまでを俳優でどこまでをCGかと いうのが問題になったことがありましたが、定番キャラクターや歌手は 映像以上にデータ資産が残されているわけですから、中の人の没後でも AIを経由して喋り続け、歌い続けることができるようになるでしょう。 いっそローライ35の中身だけデジタルにしてもいいのかも  鋭利庵でした
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